しみしみの大根がたまらない...!「ぶり大根」と「ポトフ」の簡単レシピ【料理研究家村上祥子さんが指南】
冬になるとみずみずしさが増しておいしくなる大根。漬物にしたり、蒸し大根にしておくと便利です。ぜひ皮までムダなく使いたいものです。また、栄養面でも優秀な野菜です。
この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年12月号に掲載の情報です。
消化酵素が豊富
大根は食べ物を消化吸収するのに欠かせない消化酵素が豊富です。たんぱく質を分解するプロテアーゼ、炭水化物を分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼを含んでいます。胃もたれに大根おろしが効果があるのは消化酵素のおかげです。
大根のおいしさをしみじみ味わう
【大根のポトフ】
1人分334kcal/塩分0.8g
材料(4人分)
大根...1本
牛もも塊肉...400g
塩...小さじ1/2
こしょう...少々
水...4カップ
じゃがいも...2個
玉ねぎ...1個
ローリエ...1枚
フレンチマスタード...適量
マイクロピノミックス (発芽したてのハーブ類)...少々
作り方
(1)牛肉は4つに切り、塩、こしょうする。
(2)大根は皮をむき、3cm幅の輪切りにし、さらに半分に切る。じゃがいもは皮をむき、半分に切る。
(3)圧力鍋に(1)を入れ、水を注ぎ、玉ねぎを丸のまま加え、ローリエを加える。ふたをして火にかける。圧がかかったら弱火にして15分加熱し、火を止める。
(4)圧が下がったらふたを取り、牛肉と玉ねぎを取り出して汁をこす。
(5)鍋を洗って牛肉と玉ねぎ、ゆで汁を戻し、大根とじゃがいもを加えて火にかける。圧がかかったら弱火で1分加熱し、火を止める。
(6)圧が下がったら玉ねぎを十字に4つに切る。器に盛り、マスタードを添える。スープはスープカップに注ぎ、ハーブを散らす。
<おいしさのコツ>
圧力鍋は便利な調理道具ですが、使うときは食材も水も鍋の容量の2/3までにすると安全です。
【ぶり大根】
1人分291kcal/塩分1.7g
材料(2人分)
大根...400g
ぶり...2切れ
しょうが(皮付きの薄切り)...5~6枚
(A)しょうゆ・砂糖・酒...各大さじ3
(B)片栗粉...小さじ1
(B)水...大さじ1
しょうが(皮をむいて4cm長さのせん切り)...1/4かけ
作り方
(1)ぶりはそれぞれ半分に切る。大根は皮をむいて乱切りにする。
(2)耐熱ボウルに(A)を入れ、よく混ぜて砂糖を溶かし、ぶりを加えて表裏に調味料をまぶし、しょうがの薄切りを加える。
(3)ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで4分加熱する。
(4)別の耐熱ボウルに大根を入れ、(3)の煮汁をかける。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで8分加熱する。
(5)小さめのボウルに(B)を合わせ、(4)の煮汁大さじ2を加え、(4)のボウルに戻し、とろみをつける。
(6)器に大根とぶりを盛り、煮汁をかけ、しょうがのせん切りを天盛りする。
<おいしさのコツ>
魚を煮るときはサッと火を通すと身がふっくらおいしくできあがります。
構成・取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)
<教えてくれた人>
管理栄養士・料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。栄養指導講座担当。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。


