メンタルのお悩み 集中力を高めたい

集中力が切れたまま、回復しないときは頭のなかがオーバーヒート状態!

(C)櫻井大典、中神洋和 絵:ももろ
(C)櫻井大典、中神洋和 絵:ももろ

集中力が切れてしまって、ぜんぜん回復しないときは大抵オーバーヒート状態。実は私(櫻井)もその状態になることがよくあります。朝から一日中、頭をフル回転させながら患者さんとお話しして、そのかたの情報を整理して、原因を探って、それに合うお薬を探して、相談後はその内容をカルテに書いて......なんて休みなくしていると、だんだん頭が熱くなってぼんやりしてきて、終わるころにはぐったりしています。

そんなときに使えるツボが懸顱(けんろ)です。集中力を高めるには、頭を興奮させすぎてもダメ、かといって沈静化しすぎてもダメ。懸顱はオーバーヒート状態をほどよく落ち着けて、集中できるところにもっていってくれます。

Let's ツボ押し

【懸顱】押し方:瀉

眉尻から指3本分くらい外側、髪の生えはじめ、こめかみのところにあるツボです。何本かの指でこめかみのあたりを押すと探しやすいでしょう。内出血しやすいので、指の関節より、指の腹で押すのがおすすめ。ここに鍼を打つとずんと響いて痛気持ちいいですよ。

(C)櫻井大典、中神洋和 モデル:宗田淑
(C)櫻井大典、中神洋和 モデル:宗田淑

Let's 養生

目を閉じて、呼吸に集中するマインドフルネスをとり入れて
集中力を高めるには、カフェインが最強アイテムです。とはいえ、コーヒーは刺激物なので胃腸に負担がかかることも。マイルドな緑茶や紅茶がよいでしょう。

雑念があるせいで集中できないときは、マインドフルネス瞑想がおすすめです。瞑想というとむずかしく感じるかもしれませんが、目を閉じて、呼吸に集中するだけ。頭のなかに雑念が浮かんできても、それを深追いせず、感情にラベルを貼って整理しましょう。「悲しかった」とか「もっとこうしていればよかった」などと評価・判断をせず、ただ横に流してください。そのうちに「今」に感覚が向いて、頭がすっきりしてきます。最初はオンラインレッスンなどを活用してもよいでしょう。

(C)櫻井大典、中神洋和 絵:ももろ
(C)櫻井大典、中神洋和 絵:ももろ