【耳鼻咽喉科の松根先生が指南】熱いものや辛いものを食べると鼻水が止まらないのはどうして?
加齢性鼻炎はどうして起こる?
通常
加齢性鼻炎の状態
セルフケアで症状を改善
鼻粘膜をケアして体を温めることが大切。
1日2~3回の鼻洗浄をする
コップや洗面器を使う方法もあるが、難しい場合は、市販の洗浄器具などで試してみると良い。
やり方
(1)39~40度に温めた生理食塩水(濃度0.9%)を用意する(市販の場合は付属のもの)。
(2)前かがみの状態で「あー」と声を出しながら、片方の鼻の中にゆっくりと洗浄液を注入する。
(3)流し込んだ洗浄液を反対の鼻から出す。
(4)反対側も同様に。洗浄後、やさしく鼻をかむ。
〈注意〉
・生理食塩水は1Lの温水に約9gの食塩を混ぜれば自分でも作れる。
・洗浄液が鼻と耳をつなぐ耳管に入ったり、鼻腔に水分が残った状態で鼻をかんだりすると、中耳炎の原因になるので勢いよくやり過ぎない。
・鼻の粘膜を傷つけないように、1日3回まで。
38~40度程度の湯で
足湯や全身入浴をする
鼻腔の温度を上げる。全身入浴の際は、湯気を鼻から吸うことを意識すると良い。
マスクを着用する
自分の息がマスクの中で加温加湿機能を果たす。
取材・文/古谷玲子 イラスト/片岡圭子
<教えてくれた人>
日本医科大学 耳鼻咽喉科学教室教授
松根彰志(まつね・しょうじ)先生
1984年鹿児島大学医学部卒業、88年同大学博士課程修了。医学博士。米国ピッツバーグ大学留学、鹿児島大学大学院准教授などを経て、2011年より日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科部長。15年より現職。


