関節が痛む理由は? 日常に潜む「負のスパイラル」を理解しよう/関節痛をリセットする3分足踏み体操
抜け出せない負のスパイラル
そもそもの元凶であるズボラ筋や、動作のクセが取り除かれていないため、同じ症状をくり返してしまう!
原因とは、ズボラ筋であり、姿勢の悪化につながる動作のクセのこと。
手術が大成功して一時的に症状が消えたとしても、その人が日常生活に戻れば、また同じような体の使い方に戻ってしまいます。
そして、過去をなぞるように、同じ腰痛を発症するのです。
それは、腰痛に限った話ではありません。
股関節、ひざ、足首などの関節の痛みも、先天的な構造の欠陥などを除けば、やはりズボラ筋と、日常動作の悪いクセや悪い姿勢が原因です。
そこを対処しなければ、腰と同様に、変形性股関節症や変形性ひざ関節症などで手術を受けたとしても、やはり再発する可能性が高いのです。
では、どうすればいいのか?
まずは、1章でも説明したように、関節を支えるという大事な役割があるのに、サボりがちな筋肉であるズボラ筋を鍛えてください。
いきなり、体に染み込んだ動作のクセや、悪い姿勢を正そうとしても、絶対にうまくいきません。
ズボラ筋がしっかりと働くようになれば、関節の安定性や柔軟性も戻ります。
その状態こそが、体の使い方を見直す大チャンス!
動作の悪いクセ、悪い姿勢からスムーズに脱却できて、正しい体の使い方や、正しい姿勢を取り戻すことができるのです。
昨今は「人生100年時代」といわれています。
老後には2000万円も必要だと話題になり、お金の心配ばかりが注目されがちです。
しかし、どれだけお金を蓄えたとしても、体が健康でなければ意味がありません。
せっかくの貯金も医療費にどんどん溶けていくだけでなく、関節痛のせいで歩くことが困難になれば、外出するのもおっくうになることでしょう。
体を動かさないので、ズボラ筋がますますズボラになり、体の痛みが強くなる――という悪循環に陥ります。
そんな悲惨な老後にしないためにも、今から足踏み体操に励んで、お金だけでなく、健康も貯金しましょう。
では次項から、どのズボラ筋が、どの関節を支えているのか。
各関節の痛みなどに対して、どのズボラ筋を鍛えればいいのか。
そのほかに期待できる効果など、詳しく説明しましょう。
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nobu先生
鍼灸師・柔道整復師。学生時代、相撲で全国大会出場の実力を持ちながらも、ひざの靭帯損傷をきっかけに引退。国家資格を取得後は、スポーツマンから高齢まで3万人を超える患者を施術。YouTube「セルフケア教室 nobu先生 /格闘家整体師」でセルフケアを公開し、チャンネル登録者数約90万人(2022年8月時点)を誇る。

