「年越しは、うちの実家が優先だからね」嫌です!!/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典

【本作を第1回から読む】「オレも家事・育児手伝うから」そもそもあなたの仕事です!/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典

『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 (岡野あつこ:監修/日本文芸社)第8回【全9回】

「今日一日、なにやってたの?」
夫婦は相手を尊重してこそうまくいくもの。けれど、こんな無自覚な夫の一言によって、ときに妻をイラっとさせてしまうことも...。

夫婦問題研究家・岡野あつこ氏が監修する 『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 では、「地雷ワード」をイラストを交えながら紹介。
「イクメン」「家族サービス」などが、なぜ妻をイラつかせるのか、しっかり解説。さらには言い換えワードも掲載しています。

本連載では、本書からうっかり言いがちなワードを厳選して紹介します!

※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。


<地雷ワード07>
年越しは、うちの実家が優先だからね

すべてが夫優先の時代は過去のもの

暮れも押しせまり、正月の予定を相談しようと夫に声をかけた際に迷いもなく放たれたひと言。昭和臭さが漂う、男尊女卑的な価値観にとらわれた夫の時代錯誤な考え方にもとづいた言葉です。孫の顔を見るのを待ち望んでいるのは妻の実家も一緒のはず。それに対する配慮もなく自分の実家のみ優先するのは、妻としては納得できず、不満をため込むだけの結果となりそうです。

<夫へのひと言>

嫌です!!(33歳Yさん)

<地雷ワードの言い換え>

「本当に申し訳ないけど、年越しはうちの実家でお願いしたいんだけど...」

最初に「本当に」とつけて申し訳なさを伝えることで、妻としても「仕方がないか」という気持ちになるでしょう

 

監修:岡野あつこ
夫婦問題研究家、公認心理師、社会デザイン学MBA。目白短期大学非常勤講師。1991年に離婚相談室を設立、相談件数4 万件以上を手がけた夫婦カウンセリングのパイオニア。離婚・夫婦問題カウンセラー養成講座で後進を育成。マル秘テクニックを交えた的確なアドバイスが好評。NPO 日本家族問題相談連盟理事長。『ある日突然妻がいなくなった―聞こえていますか、妻の本音』(ベストブック)、『産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか』(角川学芸出版)、『最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて』(日本文芸社)、『夫婦がベストパートナーに変わる77 の魔法』(サンマーク出版)ほか30 冊以上の著書がある。

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※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。

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