ため込んだ水回りの汚れ、見て見ぬふりをしていませんか? 実は暑い時期の掃除は汚れが落ちやすく、乾きやすく、寒いなかで掃除をしなくてもいいといいことづくし! 猛暑が落ち着いた今の時期、頑張らずにきれいになる、「コスパのいい掃除」をしてみませんか? 今回は、ラク家事研究家の「みなさん」に「『窓回り掃除』のラクラク掃除術」を教えてもらいました。
※本記事は月刊誌「毎日が発見」2022年8月号掲載の情報を再構成したものです。
【前回】ラク家事研究家が教える夏の「浴室・トイレ掃除」100均で手に入る片付けグッズも♪
乾きやすい時期がチャンス!
窓回り掃除のススメ
汚れた窓も、暑い時期の間にリセットすれば年末の大掃除がラク。
「ホコリは上から下に落とす」の法則通り、数字の順に掃除しましょう。
1.網戸
メラミンスポンジで拭く
まずは網戸についたホコリ掃除から。幅広のメラミンスポンジを湿らせ、上から下の順に軽くなでるようにコの字に拭きます。特に暑い日であれば室内側のみでもOKです。
2.窓ガラス
アルカリ電解水+ふきんで拭く
手袋をして、窓にアルカリ電解水を吹きつけながら、マイクロファイバーふきんで上から下にコの字に拭いていきます。中→外の順に拭きますが、こちらも暑さが辛ければ室内側のみでもOK。
窓とサッシの間のゴム部分。ホコリがたまったり、結露でカビがついたりと汚れがち。忘れずに拭きましょう。
3.サッシ
スポンジでこするだけ
ペットボトルなどで水をたっぷりサッシに流し入れ、切れ目を入れたスポンジをサッシにはめ込み、こすり洗いします。水で汚れがゆるむので簡単にきれいに!
サッシの溝に合わせてカッターで切れ目を入れて
カーテン洗いも暑い時期がおすすめ!
暑い時期は窓からの日差しが強く、洗ったカーテンが乾きやすい。
カーテン洗いに絶好の季節です。
つけ外しが面倒なカーテンフックも、つけたままで洗えます。
【洗濯ワザもチェック】
カーテンを外し、フックはつけたまま内側に2回折り込みます。洗濯ネットの横幅の長さに合わせて、縦にじゃばら折りにします。
洗濯ネットに合わせて畳み、中性おしゃれ着用洗剤を入れ、ドライコースで洗濯。柔軟剤を入れると静電気防止効果でホコリよけに。
洗濯後はすぐカーテンレールにかけ、カーテンを閉めた状態で乾かします。レースカーテンも同様に。一緒に洗い、同時に干してもOK。
取材・文/シェルト・ゴ(佐藤由香、堀井明日香) 撮影/木谷基一