洗濯槽の掃除は「酸素系」「塩素系」ふたつの漂白剤使いがカギ!/梅雨ドキ掃除術

湿気が多い梅雨時に発生しやすいものといえばカビとイヤ~なニオイ。こうしたカビやニオイ対策には、何より「予防掃除」が大切!アルコールスプレーや漂白剤を使ったこまめな掃除は、除菌効果抜群でジメジメ時期でもカビ知らずな暮らしを作ります。

今回は梅雨時のカビやニオイ予防に効果的な掃除術を、整理収納アドバイザーのおさよさんに教えてもらいました。

 
アルコールと中性洗剤の2回拭きで結露しにくい窓に!

アルコールスプレーを吹き付け、窓全体を拭いた後、古布に台所用の中性洗剤を原液のまま染み込ませて拭くだけ。結露の水滴が下に流れにくくなるので、ゴムパッキンのカビが防げます。
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洗濯槽は2種類の漂白剤で防カビ対策

カビと汚れをはがす酸素系漂白剤(オキシクリーン)と、殺菌効果の高い塩素系漂白
剤を1カ月おきに使います。酸素系は付属のスプーン5杯分(約550g)入れて40℃以上の湯(満杯)に溶かし、塩素系は300mlを入れて注水(満杯)し、どちらも5分回してひと晩放置。その後、通常洗濯コース(酸素系漂白剤は浮いた汚れを取る)で仕上げます。
※漂白剤の分量は洗濯容量10㎏の場合

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浴室の黒カビは塩素系漂白剤+ラップ湿布で撃退

カビ汚れが気になったら、塩素系漂白剤を染み込ませたペーパータオルを当ててラップを。15分ほど放置し、水で流します。これを何度か繰り返すと目立たなくなります。
塩素系漂白剤を扱う際はゴム手袋を着用しましょう。

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酸素系漂白剤の漬け置きで浴槽からバス小物、配管のカビまで予防

月1回、残り湯に小物と酸素系漂白剤のオキシクリーンを付属のスプーン3杯分(約330g)入れて追いだきし、一晩放置。翌日、新たに湯張りするとすっきり!
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排水溝のカビ対策はアルコールスプレーで

浴室の排水溝まわり、風呂ふたなど、ぬめってピンクカビがつきやすいところは、お風呂上がりにアルコールスプレーをひと吹き。強いカビ取り剤で掃除しなくても、カビが生えにくくなります。

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取材・文/佐藤由香 撮影/戸高慶一郎、三佐和隆士

洗濯槽の掃除は「酸素系」「塩素系」ふたつの漂白剤使いがカギ!/梅雨ドキ掃除術
おさよ さん

整理収納アドバイザー。生来の掃除好きで、写真投稿アプリ「インスタグラム」に投稿した家事術が大きな話題に。著書は『家事ぐせ』(主婦の友社)。

 
この記事は『毎日が発見』2018年6月号に掲載の情報です。

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