昔漬けた梅干しをアップサイクルして
「梅びしお」
昔、毎年漬けていた梅干しがじつはたくさんあって......ということはないですか。
捨てるのはもったいないし、消費もしきれない。
そんなときはアップサイクルして(廃棄予定のものを新たな価値あるものに生まれ変わらせる)、梅びしおに変身させてみましょう。
大さじ1あたり23kcal/塩分0.6g
材料(梅干しの果肉100g分)
梅干しの果肉...100g
砂糖...100g
酒...200ml
作り方
(1)全ての材料をミキサーに入れる。
(2)ふたをして回し、ピューレ状にしたら鍋に移す。
(3)木べらで絶えず混ぜながら弱火で煮る。
(4)10分ほど煮つめたら火を止める。
※ご飯に混ぜてピンクのおにぎりにしたり、マスカルポーネチーズにかけてデザートに。
・梅を調理する際はほうろうやステンレスなどの酸に強い材質のものを使う。アルミ製のものはさびることがあるので注意。
・冷蔵で1年間保存可能。
・保存瓶は清潔で完全に乾いたものを使用する。
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
納豆の梅びしおかけ
1人分93kcal/塩分0.5g
材料(1人分)
ひきわり納豆...1パック
小ねぎの小口切り...少々
たれ(納豆に添付のもの)...1袋
梅びしお...小さじ2
作り方
器に納豆を入れ、小ねぎを振り、たれをかけ、梅びしおをのせる。
《種は梅酢に利用》
梅干しの種約30gを清潔で完全に乾いたふた付き容器に入れ、米酢100mlを注ぎ、1週間冷蔵すると梅酢として使用できる。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)