人に会った後「ひとり反省会」をして悩んだり、必要以上に他人に気を遣ってしまったり...「しんどい」と感じた時は、心がラクになる考え方を取り入れてみませんか? 『あなたの「しんどい」をほぐす本』(KADOKAWA)は、心理学の観点から「自分なんて」が「自分らしく」に変わる考え方を35のテーマで紹介。今回は本書の中からテーマを厳選してお届けします。心をほぐす言葉と可愛いイラストをお楽しみください。
※本記事はPoche (著)、もくもくちゃん(イラスト)著の書籍『あなたの「しんどい」をほぐす本』から一部抜粋・編集しました。
【前回】過去のできごとが蘇って怒りが湧いたら...まずは自分を責めないこと
28 「つらい」「しんどい」と思っていい
「つらい」と打ち明けたら、「私の方がつらい」と言われることがあります。
「しんどい」と打ち明けたら、「みんな頑張っている」「しんどいのはみんな一緒」と言われてしまうこともあります。
でも、みんな頑張ってるとか、もっとつらい人がいるとか、これくらいで......なんて思う必要はありません。
つらさやしんどさは誰とも比べられませんし、つらいものはつらいし、しんどいものはしんどいです。止まない雨はない、明けない夜はないと言いますが、雨が止むまでがつらいし、夜が明けるまでがしんどいのです。
「楽しい!」と思うのはよくて、「つらい」と思うのがダメなんてことはありません。
「大丈夫!」というのはよくて、「しんどい」というのはダメなんてこともありません。