あなたはいくつ当てはまる? 今すぐやめたい「手指に悪いNG習慣」をチェック!

ひどい痛みで指が曲がらない、関節が太くなった、指の形がおかしい...。それらの症状、もしかしたら「へバーデン結節」かもしれません。患者数350万人以上とも言われる「へバーデン結節」ですが、原因自体はまだ解明されておらず、手指の痛みをそのままにしてしまっている人も少なくないそう。そこで今回は、麻酔科医・富永喜代先生による著書『全国から患者が集まる麻酔科医の へバーデン結節・手指の痛みの治し方』を紹介。具体的な症状や対処方法、自分でできる痛みをやわらげる治療メソッドなど解説していきます。

※本記事は富永喜代著の書籍『全国から患者が集まる麻酔科医の へバーデン結節・手指の痛みの治し方』から一部抜粋・編集しました。

【最初から読む】ひどい手指の痛み...もしかして「ヘバーデン結節」かも? 痛みを和らげる方法をチェック

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手指・手首に悪いこんな習慣は今すぐやめましょう!

何気なくやっている日々の習慣の中にも、手指や手首の痛みを招くものがあります。

自分の日常を見直して、手指に負担のかかる行動はやめるようにするなど、なるべく痛みを感じないように意識していくことも大切です。

へバーデン結節をはじめ、手指の痛む疾患の最大の敵は「冷え」です。

冷えると血管が収縮し、痛みが発生しやすい状態になります。

オフィスでのデスクワークが仕事の人は、夏場の冷房の効き過ぎにご用心。

しかし自分が寒いと感じても、勝手に部屋の温度を上げるのが難しい場合は、デスクにストールを用意しておき、それを首に巻きましょう。

首には大きな血管と神経が通っているので、全身が温まり、痛みが改善されます。

また家族が多い場合など、日々の大量の買い物も手指の負担に。

重い荷物の入った買い物袋の持ち手が食い込んで、指に痛みが生じてしまいます。

重い物は、宅配サービスを利用するなどの工夫を。

加えて左に挙げたような習慣も今すぐ見直しましょう。

やめたいNG習慣

パソコンのキーボードを強く打つ
キーボードを打つときの負荷や衝撃は意外に強いもの。強く打つ癖のある人は注意しましょう。また厚みのあるキーは指への衝撃が増すのでなるべく避けて。

ショートカットキーを多用する
ショートカットキーは便利ですが、指を広げたり、不自然にねじりながら行う動作が多く、指への負担に。特に一番弱い小指への負担が大きいので、控えめに。

大きくて重いスマホを持つ
手に持って操作するスマホのサイズや重量が大きいと、手首や指に大きな負担がかかります。小さくて軽めのものにチェンジして手指をいたわりましょう。

肩より高い位置で洗濯物を干す
腕を肩の高さより上げて干す動作は、上下を向く動きの繰り返しになって首に負担がかかり、指の痛みも増すことに。物干し竿の位置を下げるなどの工夫を。

【漫画で学ぶ】手指の激痛はコレで乗り切れる♪ 痛みを治す達人の麻酔科医が生み出した「10秒マッサージ」の方法とは?

 
※この記事は『全国から患者が集まる麻酔科医のへバーデン結節・手指の痛みの治し方』(富永喜代/KADOKAWA)からの抜粋です。

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