高齢者の日常のちょっとした困りごとに。雑談会話サービスと家事代行サービスで個人から法人まで支援

株式会社2Lは2022年8月より、介護施設・病院などの法人や、高齢者・体が不自由な方・独り暮らしで話し相手を必要としている個人などを対象に、雑談会話サービス「ざつだん」と生活総合補助(簡単家事代行)サービス「マッチ」の提供を開始しました。

日常の困りごとの解決を"あと一歩"サポートする

いつも人手が足りず、"現場を回すのに精一杯"という介護施設や病院の方々、あるいは日常のちょっとした場面で"困ったときに頼れる人が見つからない"という、独り暮らしの高齢者や体が不自由な方々。次のような悩みをお持ちではないでしょうか?

<法人>
・施設や病院の利用者と話す時間を「書類作成」の時間に充てたい
・利用者や患者と、もっと平等に、時間をさいて「会話」したい
・会話を続けるのが、あまり得意ではない
・「特定の話」や「専門」の話をすることができない

<個人>
・入院中、時間を持て余してしまう(やることがない)
・入院中や施設療養中に「話し相手」がほしい
・病気の不安、今後の不安を誰かに話したい(聞いてほしい)
・赤ちゃんが産まれたばかりで先輩ママに1対1でアドバイスを貰いたい
・「孤独」で寂しい

日本はこれまでにない高齢化社会を迎え、核家族化が進み、子ども世帯と離れて「単身で暮らす高齢者」は確実に増加しています。

また、一生を独身で過ごす「ソロ化」、さらには病気と共存しながら独り暮らしをしている方も増えています。

こうした社会の多様化が進む一方、「話し相手を見つけられたら」「日常のちょっとした場面で、困りごとを手助けして貰えたら」といった悩みを持つ方も少なくありません。

雑談会話サービス「ざつだん」、簡単家事代行サービス「マッチ」とは?

こうした悩みに応え、解消できるサービスとして、雑談会話サービス「ざつだん」と簡単家事代行サービス「マッチ」が誕生しました。

1.雑談会話サービス「ざつだん」

スタッフ不足で、利用者と会話業務を充分に行えていないという施設や病院などの法人の場合、レクリエーション企画を請けたり、書類作成業務の時間などを作れるよう、患者や利用者との会話を同社スタッフ(パートナー)が行ったりと、法人のさまざまなニーズに応えます。

個人の場合は、独り暮らしの高齢者の方や、"誰かと話したい"といった方の切実な「声」を確実にすくい上げ、寄り添いながら会話します。
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 2.簡単家事代行サービス「マッチ」

いわゆる"家事代行"のようなきっちりとした依頼ではなく、「日常の1コマを助ける」業務をモットーに、日々の暮らしを"ちょっとサポートする"依頼に対応しています。 

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例えば、「肩が上がらず衣替えができないからやってほしい」や「寂しいから一緒にご飯を食べてほしい」「大掃除を手伝ってほしい」「買い物をしてきてほしい」「高いところの電球を替えてほしい」など、日常の"ちょっとした"困りごとに素早く対応。

どのサービスも面接をクリアした「パートナー」と呼ばれるスタッフが対応するので、気兼ねなく利用・相談ができます。

多くの若者を中心に、世代を超えた交流が可能に

同社では現役の学生が数多く活躍。高齢者にとっては、孫世代や若い人たちとの交流が持てる貴重な機会になります。

また、利用する方々が同世代と違う形で交流できるのも魅力です。

さらに個人の方が利用される場合は、最短で2時間後から予約が可能です(法人の場合は3時間後から)。

"日常の困りごとに対応"する簡単家事代行サービス「マッチ」は、スピード感も抜群。

買い物代行の依頼があった場合、欲しい商品を時間内に見つけるよう努めて、「売り切れ」や「手に入らない」といった事態はほとんど起こらないそうです。

また個人の場合、「ざつだん」と「マッチ」ともに、それぞれ1プラン30分900円(10%オフ価格。通常価格は30分1,000円)というシンプルで明瞭な料金体系で、追加請求も一切なく安心です。

担当者に話を聞いてみました。

--今回のサービスのアイデアはどのように生まれた?

「今回提供しているサービスは、弊社代表取締役の石田 瑞樹が、人生で初めて入院したことを機に着想したものです。普段、何の不自由もなく当たり前のように行っていた『会話』が、突如失われてしまった体験。そこから医療従事者も業務で忙しく、患者と充分に話す機会を持つことが難しいことを知りました。患者の中には、寂しい思いをしている人が多くいること、病気や心の不安などを打ち明けられない人が多いこと、退院後の生活の心配をしている人が大勢いること、病気による体力・気力の低下で、日常の些細な事柄にも助けを求めている人が多く存在していることを強く感じました。起業はあくまでも『手段』です。サービスを必要とする人に、適切なサービスを提供することを『目的』に会社を興しました」

--今回のサービスのイチオシポイントは?

「代表取締役の石田自身が現役学生であるため、弊社に若者が多いのも特徴です。通常のボランティアの方々より若々しく、活気に満ちた交流が可能となります。また、会話サービス『ざつだん』はオンラインでも対応できます。若者だけでなく、まだまだ現役の高齢者や外出が困難な方、妊婦さんなどもパートナーとして働くことが容易に可能です。提供するサービス自体、現在の日本ではまだまだ稀有なものでありますが、今後進行していく高齢化社会・少子化社会を視野に、確実に必要なサービスであると自負しており、この事業を今後も皆様に広く知っていただき、展開していく所存です」

 
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株式会社2L・代表取締役(社会起業家)

石田瑞樹(いしだ・みずき)(20)

武蔵大学 在学
映像監督(2022ゆうばり国際ファンタスティック映画祭「ゆうばりホープ賞」受賞)
俳優:映画『ハニーレモンソーダ』『真犯人フラグ』AbemaTV『ANIMALS』ほか多数出演
NPO法人 DAREDEMO HERO 東京支部 代表

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