えびと新玉ねぎでスープまで極上の味わい!「えびだんごと新玉ねぎのしょうが煮」

柔らかくて瑞々しい、春ならではの食材「新玉ねぎ」。甘みが強く辛みの少ない新玉ねぎは、どう調理してもおいしいですよね。でも、玉ねぎに含まれる血液サラサラ成分「硫化アリル」は水溶性。せっかくなら逃さず丸ごと食べてしまいたい...。そう考えていたところ、『3分クッキング』5月号の特集「大活躍!新じゃが・新玉ねぎたっぷりおかず33」にぴったりのレシピ「えびだんごと新玉ねぎのしょうが煮」を発見!

えびだんごと新玉ねぎというやさしい味わいの掛け合わせに生姜のアクセント...これはスープも絶対おいしいはず! これなら硫化アリルも無理なく無駄なく摂取できそうです。そこで、早速作ってみることにしました。

えびと新玉ねぎでスープまで極上の味わい!「えびだんごと新玉ねぎのしょうが煮」 えびだんごと新玉ねぎのしょうが煮_画像.JPG

玉ねぎの甘みが溶け出た汁ごと味わう
「えびだんごと新玉ねぎのしょうが煮」

材料(4人分)
新玉ねぎ......3個(600g)
むきえび......300g
鶏ひき肉......200g
・片栗粉......大さじ1
・酒............大さじ2
・塩............小さじ1/3
しょうがのせん切り...1かけ分
煮汁
・だし汁.........3カップ
・みりん.........大さじ2
・しょうゆ......大さじ1/2
・塩...............小さじ1

作り方
1.えびは背ワタを除き、小さく刻んで粘りが出るまでたたき、ひき肉、片栗粉、酒、塩を加えて練り混ぜる。

2.玉ねぎは根元をつけたまま4等分のくし形切りにする。

3.フライパンに煮汁の材料を入れて混ぜ、火にかける。煮立ったら1をスプーン2本で一口大に丸めて入れる。だんごの色が変わったら玉ねぎ、しょうがを加える。再び煮立ったら落としぶたをし、弱めの中火でときどき返しながら15分ほど煮る。

◇ ◇ ◇

新玉ねぎは軽く煮込んだだけなのに驚くほどやわらかく、口の中に入れるととろけます。おまけに玉ねぎとは思えないほど甘い! 鍋に入れる段階では「大きく切りすぎでは?」と思いましたが、完成すると程よいサイズ感でした。また、えびと鶏ひき肉で作った団子は程よく弾力があり、噛めば噛むほどうまみが溢れてきます。スープはシンプルな味つけにも関わらず、えびだんごのうまみと新玉ねぎの甘みがたっぷり溶け出し奥深い味わいに。

この時間でここまで柔らかくなって甘みが増すのは、新たまねぎならでは。繊維が気になることもありません。改めて新玉ねぎの持つ実力を感じさせられました。今のうちにたっぷり味わっておきたいメニューです。

調理・文/月乃雫

 
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『3分クッキング』5月号

おいしい時季にたっぷり食べよう! 新じゃが・新玉ねぎ活用おかず

大特集は「新じゃが・新玉ねぎたっぷりおかず33」。今が旬の新じゃが芋と新玉ねぎをたっぷり使った、ごはんに合うおかずをお届けします。肉と合わせた炒めもの、煮もの、揚げものから、すぐできる副菜まで。さらに新じゃが芋は「ざっくりつぶす」、新玉ねぎは「はちみつ酢玉ねぎにする」という方法で新しい味わいもご提案。体の中から元気になれそうなレシピが満載です。

好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「にらじょうゆ」、「Mizukiのやみつき旬おやつ」はオレンジを使った「オレンジフレンチトースト」です。

※この記事は『3分クッキング5月号』からの抜粋です。

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