新玉ねぎとさば缶は、血流を改善し、血液サラサラ効果が期待できる食材です。血管をしなやかによい状態を保つためにも、二つを合わせて食べましょう。とくに新玉ねぎがおいしい季節。生でも辛味がなく、手軽に調理できます。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに、「酢玉ねぎ+さば缶レシピ」を教えてもらいました。
【前回】血管をしなやかにし、血液サラサラ効果も期待! 新玉ねぎで作る「酢玉ねぎ」と「スパイス酢玉ねぎ」
酢玉ねぎでさらにパワーアップ
玉ねぎを酢に漬けた酢玉ねぎは、酢の効果と相まって、高血圧や糖尿病予防、またコレステロール値を調整したり血栓ができるのを防ぎます。
玉ねぎに豊富なオリゴ糖はビフィズス菌の餌になりますが、発酵食品の酢がさらに腸活を促進します。
作り置きして常食するのがおすすめで、腸内が良い状態になると便秘や鼻炎などのアレルギー症状が抑えられたり、免疫力を上げることにつながります。
レタスのサラダに
1人分58kcal/塩分0.7g
材料2人分と作り方
レタス2枚(50g)をひと口大にちぎり、酢玉ねぎ50gとさば水煮缶のほぐし身20g、サ
ラダ油小さじ1、こしょう少々を合わせて混ぜる。
キャロットラペ風
1人分64kcal/塩分0.7g
材料2人分と作り方
にんじん小1/2本(50g)をせん切りにし、酢玉ねぎ50gとさば水煮缶のほぐし身20g、オリーブ油小さじ1を合わせて混ぜる。パセリのみじん切り少々を振る。
青じそ添え
1人分37kcal/塩分0.6g
材料2人分と作り方
酢玉ねぎ50gとさば水煮缶のほぐし身20gを器に盛る。青じそ4枚を1cm角の色紙切りにし、のせる。
トマトあえ
1人分42kcal/塩分0.7g
材料2人分と作り方
トマト1個(50g)のへたを取り、乱切りにし、酢玉ねぎ50gとさば水煮缶のほぐし身20gと混ぜる。こしょう少々を振る。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)