庭の植物を使った小さなしつらえ。軒先のクリスマスベル/暮らしの晴れ間

静岡県熱海市在住の人気ガーデナー・水谷昭美さん。定期誌『毎日が発見』の連載「暮らしの晴れ間」から、季節を感じ、日々の暮らしをゆったりと楽しむ水谷さんの暮らしをご紹介します。今回は、「クリスマスの小さなしつらえ」をお届けします。

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ベルのひもに赤い実と葉っぱを1枚結んでいるだけ。懐かしいギンガムチェックのリボンは、引き出しの奥で見つけた端切れです。

樅ノ木にオーナメントを飾って、電飾をキラキラ光らせる...。

そんな大がかりことはしないけれど、年を重ねたいまでも、12月になると頭の隅にクリスマスのことがよぎります。

私がするのは、庭の植物を使った小さなしつらえ。

今年のお気に入りは、手作りのベルです。

実の赤と葉っぱの緑と、ベルの白。

3つのクリスマス色をそろえました。

実はこれ、何年も前に、焼きいも屋さんに頼んで譲ってもらったもの。

カランコロンといい音で鳴るんですよ。

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庭で収穫したハイビスカスの実でいれたお茶。透き通る赤い色がきれい!

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庭に出るときは、手袋や帽子でしっかり寒さ対策。

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アロニアの実。小枝を摘んでクリスマスベルに使いました。

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ヤツデの実と葉をまとめたクリスマスブーケも飾ります。

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カップに赤唐辛子を挿しただけのミニツリー。キャンドルの火に照らされて輝きます。

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冬の日に干しておいた赤唐辛子がミニツリーの材料です。

【12月の定番おやつ】ゆずがまアイスクリーム

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裏庭に実ったゆずを器にした、クリスマスケーキ代わりのおやつ。

バニラアイスクリームと、蜜がとろけるねっとりとした甘い焼きいもを、中身をくりぬいたゆずの器に盛りつけ、上からゆずの果汁をしぼっていただきます。

暖かい部屋で食べる冷たいアイスクリームは、冬のぜいたくです。

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取材・文/飯田充代 撮影/斎藤大地

 

水谷昭美(みずたに・あきみ)さん

1951年、愛知県生まれ、静岡県熱海市在住。幼い頃からお小遣いを全て花代に使ったという生粋のガーデナー。著書に『小さな庭に四季をつくる』(主婦と生活社)ほかがある。

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この記事は『毎日が発見』2021年12月号に掲載の情報です。

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