早いものでは9月頃から収穫が始まりますが、国産レモンの旬はこれから3月頃まで。まさに本番です。国産のレモンは、ポストハーベストを気にすることなく安心してレモン酢などに、皮ごと使えます。皮に多い特有の成分も健康に役立てたいものです。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「『レモンぽん酢』の作り方とアレンジレシピ」を教えてもらいました。
【前回】代謝を促進! 美肌にも♪ 国産レモンを皮ごと漬ける「レモン酢」の作り方とアレンジレシピ
レモンぽん酢
これからの季節、お鍋に手作りぽん酢が大活躍します。
大さじ1あたり25kcal/塩分1.2g
材料(できあがり195ml分)
国産レモンの搾り汁...大さじ3(1個分)
みりん...大さじ3
しょうゆ...大さじ4
かつおだし...大さじ3
●かつおだしの作り方
(A)水...大さじ4
(A)削りがつお...小1/2パック(2~3g)
※耐熱容器に(A)を入れてラップをかけないで電子レンジ600Wで30秒加熱する。取り出して茶こしでこし、大さじ3を取り分ける。
作り方
(1)耐熱瓶に材料を全て入れる。
(2)ラップはしないで電子レンジ600Wで30秒加熱する。冷めたらできあがり。
●冷蔵で1カ月保存できる。
●お鍋だけでなく炒め物やしょうゆの代わりに使うと減塩に。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用する。
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
牛肉のレモンぽん酢炒め
材料(2人分)
牛もも薄切り肉...200g
オリーブ油...小さじ2
レモンぽん酢...大さじ3
大根おろし...50g
貝割れ菜...1/2パック
作り方
(1)貝割れ菜は根を落とし、長さを3等分し、大根おろしと混ぜる。
(2)牛肉は広げて6×6cmに切る。
(3)フライパンを温め、オリーブ油を入れ、(2) を並べ、強火で炒めて火が通ったら、取り出す。レモンぽん酢を入れて煮立たせ、牛肉を戻し、ひと煮して火を止める。
(4)器に肉をのせ、フライパンに残ったたれをかけ、(1)を添える。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)