レンチンするだけでできあがり! 手作り1食分冷凍パック「豚こま肉+ピーマン+しめじ」

生の肉や野菜を切ってジッパー付き保存袋に入れるだけ。凍ったまま調味料とレンジにかければ、さまざまなおかずに変身する「1食分冷凍パック」。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子(むらかみ・さちこ)さんに、「豚こま肉+ピーマン+しめじ」を教えてもらいました。

レンチンするだけでできあがり! 手作り1食分冷凍パック「豚こま肉+ピーマン+しめじ」 2106_P049_01.jpg「たんぱく質食材50gと野菜100gを切って冷凍します。凍ったままレンジにかければ、おいしいおかずが完成します」

定期誌「毎日が発見」のレシピ連載でもおなじみの村上祥子さんが、書籍『祥子さん この知恵、いただきます』(東京書籍)でも紹介している「1食分冷凍パック」。

生の肉や野菜を切ってジッパー付き保存袋に入れるだけ。

凍ったまま調味料とレンジにかければ、さまざまなおかずに変身します。

「私も週末に余った野菜や肉で約10パックを冷凍します。1週間で自分が使い切る量だけを作ること、たんぱく質食材50gと野菜100gを計量することが大事。たんぱく質はたくさん必要ですから、冷凍パックに肉、魚、乳製品、大豆製品などを足して1食で100g、3食で300g摂るのが理想です」(村上さん)

毎日の食事が気楽になる冷凍術。

ぜひ試してください。

【冷凍パック1】豚こま肉+ピーマン+しめじ

扱いやすい豚こまパック
「近年、冷凍室のフリージング機能が向上しているので、野菜は生のまま冷凍して大丈夫。ピーマンの歯ごたえも楽しめます」

材料
●豚こま肉50g
●ピーマン+しめじ合わせて100g

レンチンするだけでできあがり! 手作り1食分冷凍パック「豚こま肉+ピーマン+しめじ」 2106_P050_01.jpg

・豚肉は3cm長さに切る。
・しめじは石づきを除いてほぐす。
・ピーマンは種を除いて1cm幅の細切り。

基本の3ステップ

調味料を入れるタイミングはそれぞれですが、以下の3ステップが基本となります。

1.耐熱ボウルに冷凍パックの中身を移します。
2.ふんわりとラップをかけます。
3.電子レンジで必要時間加熱します。

チンジャオロース

レンチンするだけでできあがり! 手作り1食分冷凍パック「豚こま肉+ピーマン+しめじ」 2106_P051_01.jpg

作り方
(1)耐熱ボウルに冷凍パックの中身を移し、液みそ大さじ1、砂糖、ラー油各小さじ1を加えて混ぜ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで4分加熱する。

(2)取り出して混ぜ、器に盛る。

オイスターソース丼レンチンするだけでできあがり! 手作り1食分冷凍パック「豚こま肉+ピーマン+しめじ」 2106_P051_02.jpg

作り方
(1)耐熱ボウルに冷凍パックの中身を移し、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで4分加熱する。

(2)取り出してオイスターソース大さじ1を加えて混ぜ、器に盛った温かいご飯150gにのせる。

焼きそば

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作り方
(1)耐熱ボウルに冷凍パックの中身を移し、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで4分加熱する。

(2)即席カップ焼きそばに熱湯を注いで表示時間通りにおいて湯を捨て、(1)と添付のソースを加えて混ぜ、器に盛る。添付の紅しょうがと青のりなどがあれば添える。

【次回】バターやみそと相性抜群! 「甘塩鮭とスナップエンドウ・玉ねぎ」の手作り1食分冷凍パック

【まとめ読み】「1食分冷凍パック」記事リストはこちら!

編集協力/石井美佐 撮影/広瀬貴子

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

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『祥子さん この知恵、いただきます』

(村上祥子/東京書籍)

1,760円(税込)

料理家生活50年の集大成。人生100年時代に向け、手間をかけずにおいしい食事を作る、持続可能なコツを伝授。冷凍パック企画の他、メジャーカップを使った簡単調理術や、健康を意識した作りおきレシピも多数掲載。

この記事は『毎日が発見』2021年6月号に掲載の情報です。

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