いらないものは減らしたのに、ごちゃごちゃしてしまうキッチン。そんなお悩みはありませんか? 実は、ものを捨てなくても、すっきりと片付く方法があるんです! そこで今回は、整理収納アドバイザーの中山真由美(なかやま・まゆみ)さんに「冷蔵庫のすっきり収納術」についてお聞きしました。
冷蔵庫メイン室の食品
【Before】
[悩み]
・鍋や残りものを入れた器を入れる場所がない
・どこに何があるか分かりにくい
【After】
常備食材を片側にまとめフリースペースを作ります
何となくものを入れるのは禁物。
「他のエリアと同じように、よく出し入れする常備食材は冷蔵庫のサイズに合わせた整理グッズで定位置を決めましょう。真ん中は空けておくように心がけると、鍋やおかずの器などが入れやすくなります」
●最上段は保存食やストック置き場にしましょう
日持ちがする保存食やストックの飲料などは、手が届きにくい上段にひとまとめ。飲料など同じ種類のものは、縦一列に並べると在庫量が把握できます。
●よく使うものは目的別に収納グッズにまとめて
朝食で食べるものや常備食材は、冷蔵庫トレーやストッカーにまとめると一目瞭然。「使いかけのものは仕切りボックスにまとめておけば、使い切る意識が生まれます」
おすすめ収納グッズ冷蔵庫メイン室編
冷蔵庫ワイドトレー
中が見やすく、奥のものが取り出しやすい浅めのトレー。常備食材をまとめるのにぴったり。
冷蔵庫スリムストッカー
びんなど背の高いものを入れても倒れない、深めサイズ。液だれなど汚れ防止にもなります。
仕切りボックス浅型
中身が見やすい浅めがポイント。可動式の仕切りつきで、中身に合わせてスペースが作れます。