梅雨が明けると、暑い夏がやってきます。夏は紫外線や汗で肌へのダメージが深刻になりがちですよね。日傘や日焼け止めで対策はするとしても、やっぱり内側からのケアも欠かせません。
そこで気になったのが、この『3分クッキング』8月号の特集「なすの和おかず」に掲載されていた「なす、ハム、青じそのロール蒸し」。彩りもよく、花束みたいで見た目も綺麗...!
なすに含まれるナスニンやトマトに含まれるリコピン、βカロテンには抗酸化作用があり、皮膚や粘膜の細胞を正常な状態に保ってくれます。肌に気を遣いたい夏にぴったりの栄養素がギュッと詰まっているのです。
そしてなんとこの「なす、ハム、青じそのロール蒸し」、レンチン調理でとっても簡単そう! 食卓の華としても活躍してくれそうなので、早速作ってみることにしました。
夏野菜たっぷりのホットサラダ♪
『なす、ハム、青じそのロール蒸し』
材料(4人分)
なす......4個(約300g)
ハム......(ごく薄切り)......150g
トマト......1個
青じそ......12枚
●塩、オリーブ油
作り方
① なすはヘタを落として縦8等分に切り、塩水に10分ほどつけ、ペーパータオルにはさんで水気を押し絞る。両端の皮は長さを半分に切って細切り、ハムは半分に切り、トマトはごく薄い輪切りにし、ペーパータオルにのせる。
② なす2枚を少し重ねて縦長におき、ハム、トマトのそれぞれ1/12の量、青じそ1枚を並べ、①のなすの細切りの1/12の量を芯にして、手前からきゅっと巻く。これを12個作る。
③ 耐熱の器に立てて並べ、オリーブ油大さじ1をまわしかけ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)に10分かける。そのまま粗熱がとれるまでおく。
◇ ◇ ◇
なすもトマトもうまみが強い野菜なので、味付けが塩とオリーブオイルのみとは思えないしっかりとした味に仕上がっていました。
ハムの塩気と青じその爽やかさが味を引き締めてくれています。
恐らくどの食材が欠けても成り立たない、この組み合わせだからこその完成された味わい...!
この夏はおいしいものを楽しく食べながら、内側から体の調子を整えていきたいですね。
調理・文/水音(月乃雫)