毎日のルーティンも、少し発想を変えるだけで元気の源に。今回はそんな「新発想」を東京都健康長寿医療センター 医学博士の岩切理歌(いわきり・りか)先生に教えていただきました。「変化を過剰に恐れず、毎日何かを発見することはフレイル(加齢に伴う心身の活力の低下)や認知症予防にピッタリ。ワクワク感は元気の源です」と岩切先生。ぜひ試してみてください。
家事は脳トレと考えるべし
次のことを考えながら、手を動かす必要があるのが家事。同時並行、複数作業は、脳を活性化させます。特に料理は、「火を消さなきゃ」「いまのうちに刻まなきゃ」「○○買わなきゃ」と、手順が多いのも脳トレ要素が高め。新しいメニューに挑戦するのも良いですね。その他の家事についても、ただそれひとつを集中して行うのではなく、掃除・洗濯などを同時並行で行うと良いでしょう。毎日の家事で脳と体に疲労感があると、不眠にもなりにくいですよ。
料理の場合
メニューを考える
→食材を買いに行く(外出の理由になる)
→調理方法や調理の順番を考える
→食材を切ったり、焼いたり調理する
→盛り付けを考える
→完成

●同時並行で複数の作業を行うことが、前頭葉を鍛えることに
掃除・洗濯の場合
天気予報を確認する
→場所、素材に合った洗剤や道具を選ぶ
→掃除・洗濯をする
掃除:ゴミの分別、 物を所定の位置に戻すなど
洗濯:干す、取りこむ、 畳む、かたづける

●身の回りを清潔にすることは、人との交流にも良い影響を及ぼします




