甘辛味がじゅわっとしみしみ!体がぽかぽか温まる、寒い日のお助けおかず「白菜の山椒鶏すき煮」

寒くなってくると、スープや煮物、鍋などの温かい料理が欲しくなります。食べると体が内側からぽかぽかしてきますよね。筆者も、この時期は毎日のように何かしらのそういうメニューを献立に取り入れています。

『3分クッキング』20261月号の巻頭特集は「大根・白菜の使いきりおかず大特集」。その中に、「白菜の山椒鶏すき煮」という寒い日に食べたくなるレシピを発見しました。抗酸化作用や風邪予防に効果的なビタミンC、余分な塩分・水分を排出してくれるカリウムを多く含む白菜や春菊、たんぱく質をしっかり摂れる鶏もも肉、体を温めると言われている山椒を使用。冬の体を助けてくれるおかずです。

ビタミンCのほか、白菜には食物繊維やβ-カロテン、緑黄色野菜である春菊にはカルシウム、鉄分なども含まれており、栄養満点! 今年は例年より早くからインフルエンザや風邪が流行っており、一層体調管理に気を配りたいところ。ということで、早速作ってみることにしました。

甘辛味がじゅわっとしみしみ!体がぽかぽか温まる、寒い日のお助けおかず「白菜の山椒鶏すき煮」 白菜の山椒鶏すき煮_画像.JPG

春菊と山椒がアクセント
『白菜の山椒鶏すき煮』

【材料(2人分)】
白菜......1/8株(300g
鶏もも肉......1枚(250g
春菊......1/2わ(80g
煮汁
 だし汁......1/2カップ
 しょうゆ、みりん......各大さじ2
粉山椒......適量

【作り方】
1 白菜、鶏肉は一口大、春菊は葉を摘んで長いものは半分に切り、茎は斜め薄切りにする。
2 フライパンに煮汁の材料を入れて混ぜ、火にかけて煮立ったら鶏肉を加える。色が変わったら返し、白菜、春菊の茎を加える。再び煮立ったらふたをして弱火で10分ほど煮る。途中、上下を1回返す。
3 ふたをとって春菊の葉を加えて中火にし、春菊がしんなりとするまでさっと煮る。器に盛り、粉山椒をふる。

◇◇◇

しょうゆとみりんで甘辛く味つけした鶏のうまみと、それをたっぷりと吸ったみずみずしい野菜たち。そこに山椒のアクセントがジワッと効いていて、食べている途中から体がぽかぽかしてきます。多めに作って作り置きにしても、味がより染みておいしいです。フライパンひとつで簡単に作れるので、これはぜひとも冬の定番にしたい......!

この冬も、おいしく食べて体を温め、免疫力を高めつつ快適に過ごしたいものですね。

調理、文=月乃雫

 
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『3分クッキング』2026年1月号

大根・白菜の使いきりおかず大特集

巻頭特集は「大根・白菜使いきりおかず」。煮もののバリエーションはもちろん、大根ステーキやグラタン、白菜のシューマイ風や絶品鍋2品など、主菜から副菜、そのまま食べられる便利な作りおきまでたっぷりお届けします。
大ボリュームの別冊付録は「肉の煮込み&50レシピ」。
好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「ブロッコリーソース」、大庭英子先生の連載「大人の1皿ひとりごはん」は「1人分のシチューをおいしく作る」です。

※この記事は『3分クッキング1月号』からの抜粋です。

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