寒くなってくると、スープや煮物、鍋などの温かい料理が欲しくなります。食べると体が内側からぽかぽかしてきますよね。筆者も、この時期は毎日のように何かしらのそういうメニューを献立に取り入れています。
『3分クッキング』2026年1月号の巻頭特集は「大根・白菜の使いきりおかず大特集」。その中に、「白菜の山椒鶏すき煮」という寒い日に食べたくなるレシピを発見しました。抗酸化作用や風邪予防に効果的なビタミンC、余分な塩分・水分を排出してくれるカリウムを多く含む白菜や春菊、たんぱく質をしっかり摂れる鶏もも肉、体を温めると言われている山椒を使用。冬の体を助けてくれるおかずです。
ビタミンCのほか、白菜には食物繊維やβ-カロテン、緑黄色野菜である春菊にはカルシウム、鉄分なども含まれており、栄養満点! 今年は例年より早くからインフルエンザや風邪が流行っており、一層体調管理に気を配りたいところ。ということで、早速作ってみることにしました。
春菊と山椒がアクセント
【材料(2人分)】
白菜......1/8株(300g)
【作り方】
1 白菜、鶏肉は一口大、春菊は葉を摘んで長いものは半分に切り、茎は斜め薄切りにする。
◇◇◇
しょうゆとみりんで甘辛く味つけした鶏のうまみと、それをたっぷりと吸ったみずみずしい野菜たち。そこに山椒のアクセントがジワッと効いていて、食べている途中から体がぽかぽかしてきます。多めに作って作り置きにしても、味がより染みておいしいです。フライパンひとつで簡単に作れるので、これはぜひとも冬の定番にしたい......!
この冬も、おいしく食べて体を温め、免疫力を高めつつ快適に過ごしたいものですね。
調理、文=月乃雫



