おせちの後にもおすすめです。女優・中田喜子さんが勧める「初春の手土産」2選

女優の中田喜子さんは、忙しい日々の中で小さな楽しみを見つける名人。
今回は、初春の手土産を2つ教えていただきました。

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きものは中田さんが手持ちの1枚、伝統の矢羽根柄。矢で的を射るという言葉から、縁起がいいといわれる。魔除けの破魔矢の形としても知られている。

本当においしいと感じたものを差し上げます

仕事現場にさりげなく気の利いた差し入れをしてくださる中田さん。

包みを開けるわくわく感とともに、季節を意識した繊細な心配りにいつも驚かされます。

プライベートでどなたかの家を訪ねるとき、とりわけ新しい年を迎えたばかりの1月には、どんな手土産を選んでいるのでしょう。

そんな問いに答えて挙げてくださったのが下の2品です。

2001p111_04.jpg「お漬物は、私が知り合いからいただいて感激したものです。これならきっとみなさんにも喜んでいただけるだろうと、お世話になった方に私から差し上げるようになりました。3種が少量ずつあじろの箱に収まっていて、贈り物としてとても上品。のし紙に名前も入れてもらえますから、新年の特別感も伝わります」

お正月料理の合間やその後には、あっさりしたお漬物が恋しくなるもの。

ほっと一息ついて、疲れた胃を休めながらさらさらお茶漬けを。

日本人ならではの、そんな心情まで想像して選ぶのが中田さんらしさです。

2001p111_02.jpgもう一品は、ゆずの皮がふんだんに練り込まれたぷるぷるのわらび餅。

「皮のほろ苦さがいいんです。初日(はつひ)のような黄金色が1月にぴったり」

入れたての緑茶と一緒にいただきたくなる和菓子には、やはり日本人の心がくすぐられますね。

「好きになったのにはもう一つ理由があります。それはできあがるまでの工程。中に入っているゆずは、障害のある方々が一つずつ丁寧に刻んでいるものだそうです。差し上げるときには、そんな話と、冷やして召し上がってねと言葉を添えます。おいしく味わってほしいですから」

たくさんの人が手をかけ、思いを寄せているからこその味。

自然にありがたさも生まれて、贈った方との会話も弾みそうです。

目に見えない品物の背景もまた、中田さんの手土産の一部なのかもしれません。

「お漬物も和菓子も、私が実際に食べて心からいいなと感じたものですから、自信をもって贈れます。ほかに気を付けているのは、受け取っていただく方の負担にならないようにということ。手頃な金額で、大げさ過ぎないものがいいですね」

あふれる情報に惑わされず、高価なことより、大きくて見栄えがいいことより、自分自身の正直な肌感覚を信じる...。

手土産に迷ったとき、私たちも参考にできそうです。

<お漬物>

おせち料理の後に食べたくなる漬物『京のつけもの処 近為』あじろ3点入り

(内容:柚こぼし、しばづけ、詩仙きゅうり)1,620 円+税(送料別)

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近為は京都の老舗漬物店。中田さんはいつものし紙に自身の名前を入れて購入する。「お気に入りは大根ときゅうりの詩仙きゅうり(上)。京都ならではのしばづけ(中)も独特の酸味がおいしいです」

電話注文かオンラインショップから購入できます
電話:0120-333-831(受付9:30~17:30)
<和菓子>

ゆずが香る、季節感っ敗の和菓子 銀座かずや 『東京 多摩 ゆずわらび』

(内容:6本入り) 1,250 円+税(送料別)

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銀座かずやは家族で営む和菓子店。東京・青梅市産のゆずは希少性が高く、商品価格の多少の変動や、予約完売することも。

電話注文か公式通信販売サイトから購入できます
電話:03-6205-8909

取材・文/飯田充代 撮影/齋藤ジン 

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中田喜子(なかだ・よしこ)さん

女優。18歳でデビュー。20年以上続いたTBSドラマ『渡る世間は鬼ばかり』では三女・文子を好演。他にも出演ドラマは100本を超える。

おせち料理の後に食べたくなる漬物『京のつけもの処 近為』あじろ3点入り

https://kintame.co.jp/

ゆずが香る、季節感っ敗の和菓子 銀座かずや 『東京 多摩 ゆずわらび』

https://www.ginzakazuya.com/shop/

この記事は『毎日が発見』2020年1月号に掲載の情報です。

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