【雑学】ポテトチップスはとあるレストランで生まれた!意外な誕生秘話

【雑学】ポテトチップスはとあるレストランで生まれた!意外な誕生秘話 14913248_615.jpg

『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』 (多湖 輝/KADOKAWA)第5回【全10回】

子どもを持つ親たちだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんにもぜひ読んでほしい「教養系雑学」。本書『頭のいい子が育つ!子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)は、子どもに今すぐ話したい、なるほど「知識」が満載の1冊です。子どもが「へー!」と興味を持つような、面白くてためになる知識が、教科別にわかりやすくまとめて掲載されています。ここで得た新しい知識は、孫との会話の「隠しネタ」になるはず! 今回はこの本の中から、子どもが思わず「すご~い!」と言ってしまう、おもしろ知識や生活の知恵をご紹介します。

※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。

腹いせから偶然生まれた 「ポテトチップス」

スナック菓子として人気のポテトチップスは、もともとはレストランで出されるれっきとした料理で、しかも料理長の腹いせから偶然生まれたものだったといわれている。

1853年のある日、アメリカ・ニューヨーク州のリゾート地サラトガのレストランで、一人の客が、「ここのフライドポテトは厚すぎて自分の好みには合わない」と言い出した。「それならば」と料理長のジョージ・クラムは、ジャガイモを薄く切って揚げたが、その客は、まだ気に入らないという。

怒ったクラムは、ジャガイモを紙のように薄く切り、フォークで刺せないほどパリパリになるまで揚げた。ところが、これが予想外のおいしさだった。文句をつけてきた客が、うまいうまいと平らげると、ほかの客たちも我先にと競うように注文した。

極薄のフライドポテトは瞬く間に評判となり、「サラトガ・チップス」と名付けられて市販されるようになる。発案者のクラム料理長は、独立してポテトチップスを呼び物にしたレストランを開いたそうだ。

 
※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
PAGE TOP