貼付
×てんぷ ○ちょうふ。「ちょうふ」が本来の読みですが、慣用読みとして「てんぷ」もあります。「はりつけ」とする場合は、「貼り付け」と送り仮名が必要です。
代替
×だいがえ ○だいたい。「だいがえ」も慣用読みとはなっています。「大体」との区別として代替(だいがえ)と読む方もいるようです。
押印
×おしいん ○おういん。似た言葉に「捺印(なついん)」がありますが、ほぼ同じ意味です。
礼賛
×れいさん ○らいさん。元々は仏教用語の読みから来ており、仏・法・僧の「三宝」を礼拝し讃える行為を指しています。
年俸
×ねんぼう ○ねんぽう。2つの文字が並ぶ時に音の変化が起こり、後ろの文字の語頭がパ行になることがあります(半濁音化)。たとえば「絶品(ぜっぴん)」「湿布(しっぷ )」など。
割愛
×わりあい ○かつあい。意味も読みも間違えやすいので注意です。
廉価
×けんか ○れんか。「兼(けん)」の漢字のイメージに引っ張られないようにしましょう。
役務
×やくむ ○えきむ。「役」は公用の仕事を指す漢字で、「懲役」「使役」なども同じ読みになります。
適宜
×てきせん ○てきぎ。「宜」の字が「宣」と似ているので間違われやすいですが、「宜」には「セン」の読みはありません。
嫌悪
×けんあく ○けんお。「嫌悪感を抱く」と表現すると正しい読みができると思います。「けんあく」は「険悪」です。
原因
×げいいん ○げんいん。発音する時に似た音が連なると全体として音の変化が起こりやすくなります。たとえば、「全員(ゼンイン)⇒ゼーイン」「雰囲気(フンイキ)⇒フーイキ⇒フインキ」など。
暫時
×ぜんじ ○ざんじ。「暫」の字は「暫(しばら)く」と読み、「暫定首位」などのように"一時的"を表す言葉として使われます。
忌引き
×いびき ○きびき。「忌(い)む」という訓読みから間違われる方もいるかもしれませんが、鼾(いびき)をかいている場合ではありません。
粗利益
×そりえき ○あらりえき。売上金額から原価を差し引いた金額のことです。「質が悪い」を表す時やへりくだった意味で「ソ」。「ほぼ」「おおまか」を表す時は「アラ」が使われると考えればよいと思います。
雰囲気
×ふいんき ○ふんいき。「原因」のところで説明した通りです。発音で間違って言ってしまっても書き間違わないようにしましょう。






