みそと豆乳、ごまのコク深い味わいに癒される!たんぱく質がしっかり摂れる「ほうれん草と鶏だんごの豆乳鍋」

寒い日が続くと食べたくなる料理といえば、やっぱり鍋! 鍋を食べると、体が芯から温まりますよね。『3分クッキング』2025年2月号の巻頭特集は、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜「冬の3大緑野菜のおかず」。その中に、旬のほうれん草をたっぷり使ったおいしそうな鍋料理を発見しました!

ほうれん草には抗酸化作用を持つビタミンAのもととなるベータカロテンやビタミンCなどのビタミン類、カリウムやカルシウム、鉄分、タンパク質など豊富な栄養が含まれています。ビタミンAやCには免疫力アップの効果も期待できるため、この時期は特に積極的に摂りたいところ。豆乳ベースの濃厚そうな味付けも魅力的です! そこで、早速作ってみることにしました。

みそと豆乳、ごまのコク深い味わいに癒される!たんぱく質がしっかり摂れる「ほうれん草と鶏だんごの豆乳鍋」 ほうれん草と鶏だんごの豆乳鍋_画像.JPG

コクのある豆乳&ごまで
「ほうれん草と鶏だんごの豆乳鍋」

材料(2人分)

ほうれん草......1わ(200g)
絹厚揚げ......1枚(150g)
豆乳......3/4カップ
長ねぎ......1本(100g)
肉だね
 鶏ひき肉(もも)......200g
 削りがつお......2g
 小町麩、またはパン粉......10g
 片栗粉......大さじ1/2
 酒......大さじ 2
 みそ......大さじ 1
鍋つゆ
 酒......1/4カップ
 塩......小さじ1/2
 水......1と1/2カップ
みそ......大さじ1/2
すり白ごま......適量

作り方
1 ほうれん草は根元を少々落とし、十文字に切り込みを入れて洗い、茎と葉先に分ける。長ねぎは白い部分は斜め薄切りにし、青い部分は薄い小口切りにする。厚揚げは縦横半分に切る。
2 小町麩は指でつぶしてボウルに入れる。残りの肉だねの材料と長ねぎの青い部分を加えて練り混ぜ、4等分にして丸める。
3 鍋に鍋つゆの材料を煮立て、厚揚げ、「2」を加えてふたをし、弱めの中火で5分煮る。
4 ほうれん草、長ねぎの白い部分を加え、再び煮立ったらみそを溶き入れる。豆乳を加え、煮立つ直前に火を止め、ごまをふる。

◇◇◇

豆乳とごま、みそを使うことでミルキーかつ濃厚なコクが生まれ、やさしさを感じる味わいながらもしっかり満足できる食べ応えも感じられます。鶏だんごや厚揚げ、豆乳はタンパク質が豊富で糖質は少ないため、代謝を高めたい人や糖質制限をしている人にもおすすめしたい一品。鶏だんごが大きめなのも、何となく嬉しくなりますね。濃厚さを出したい人は、すりごまをたっぷり入れるとこっくりとした味わい深さが高まります。今年の冬は、この「ほうれん草と鶏だんごの豆乳鍋」で必要な栄養を摂りつつ癒されてみては?

調理・文/月乃雫

 
3分クッキング2025年2月号紹介文

『3分クッキング』9月号

ブロッコリー、ほうれん草、小松菜「冬の3大緑野菜のおかず」特集

今月は丸ごと1冊冬野菜スペシャル号。第1特集は今が旬の3大緑野菜、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜をたっぷり使ったおかずが大集合。ブロッコリーのシューマイや、ほうれん草の肉巻きやグラタン、小松菜の水餃子など、新定番になりそうな絶品レシピをご提案します。にらと春菊のおかずも掲載しています。 大ボリュームの別冊付録も、「8大冬野菜のベストおかず50」。 好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「かぶのだし煮」、大庭英子先生の連載「大人の1皿ひとりごはん」は「とんカツのり巻き」です。

※この記事は『3分クッキング2月号』からの抜粋です。
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