やましたひでこさんに教わる断捨離Q&A。上質なモノの日常使いは自己肯定感アップにも!

断捨離Q&A

やましたひでこさんに教わる断捨離Q&A。上質なモノの日常使いは自己肯定感アップにも! 2412_P11-1.jpg

(Q1)モノは捨てられても人間関係はなかなか断てません
断捨離でモノと向き合うと何が大切か分かってきます。人間関係も同じなので、まずモノとの関係を極めて。おつき合いは本心からのものに限定して、それ以外はやんわりと、でもきっぱり断るのがポイントです。

(Q2)モノの捨てどきは具体的にありますか?
要らないモノ、機能しないモノはいわば生活の垢(あか)。モノを捨てるのは、お風呂に入るように、生活の垢を落としてすっきり快適に暮らすこと。今後どう生活したいかを考えれば、捨てどきはおのずと分かります。

(Q3)季節の行事や家族の祝い事をやめたいのですが...
まずは自分自身の環境を整えて何が快適かを知れば、自然に断る勇気も湧いてきます。ただ、家族にとって大切なイベントでもあるので、結論は急がず、時間をかけて話し合うことも必要です。

(Q4)断捨離流の年齢、性別などにとらわれない生き方アドバイスを
断捨離の真の目的は、人生の自由度を上げること。不自由にしている制約をいったん下ろし、手放すことがライフステージの変化とともに必要です。そのためにこそ、断捨離で空間の自由度を上げていくことです。

(Q5)小さな家に住み替えたいのになかなか決心がつきません
状況に合わせて住む所や暮らし方を柔軟に変えながら、どんどん自由になることはいいことです。でも変える決心がつかないのは理由があるはず。それが何か、まず自分自身で徹底的に追求してみることです。

取材・文/細川潤子 イラスト/みやしたゆみ 撮影/原田 崇

 

<教えてくれた人>

やましたひでこさん

断捨離(R)提唱者。ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」から着想を得て日常生活の片づけに落とし込み、だれでも実践できる方法を構築・提唱する。著作・監修多数。12月に『マンガで納得 身につく断捨離(仮)』(KADOKAWA)発売予定。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2024年12月号に掲載の情報です。

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