洋服は?バッグは? やましたひでこさんに教わる断捨離テク「今捨てられるモノベスト5」

形見の着物は思い出だけ残してお別れ

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着物は高価だったりするので、捨てにくいモノの代表です。

しかも形見など思い出が伴うものはなおさらでしょう。

着物に限らず、遺品整理のポイントは次の3つです。

(1)故人と会話をしながら選別
「お母さんはどれを残してほしい?」などと、気持ちを想像しながら整理することは、故人を思う供養の時間にもなります。

(2)モノを整理すれば心も整理できる
残された人がこれから生きるうえで、さまざまな整理がつき、新しい道に進むことができます。

(3)「捨てる」のではなくて「供養する」
遺品は捨てると思わず、供養する気持ちで。故人の残したかったモノは残し、そうでないモノは捨てておとむらいをしてあげます。

着物であれば残す枚数はそれぞれですが、思い出だけを残し、供養と思って処分しましょう。

いきなり捨てるのが難しければ、少しずつ行うこと。

また、着物リフォームなどの方法や、着てくださる方に譲る、リサイクルショップや寄付、バザーに回すなど、自分が納得できる形で手放すのもよいでしょう。

洋服は?バッグは? やましたひでこさんに教わる断捨離テク「今捨てられるモノベスト5」 2412_P08-2.jpg洋服は?バッグは? やましたひでこさんに教わる断捨離テク「今捨てられるモノベスト5」 2412_P08-3.jpg

捨てるときは、まず下着や帯揚げなどの小さいモノから取りかかって。特に思い入れがあるものは最後に回すのがコツ。

取材・文/細川潤子 イラスト/みやしたゆみ 撮影/原田 崇

 

<教えてくれた人>

やましたひでこさん

断捨離(R)提唱者。ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」から着想を得て日常生活の片づけに落とし込み、だれでも実践できる方法を構築・提唱する。著作・監修多数。12月に『マンガで納得 身につく断捨離(仮)』(KADOKAWA)発売予定。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2024年12月号に掲載の情報です。

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