(C)ペギー・キュウ
いま、日本でも大人気の台湾の朝食店メニューや屋台の人気スイーツ。そんな魅惑の台湾グルメを家庭で簡単に再現できるんです! 考案したのは、堪能な日本語での料理教室が日本人旅行者から大人気の台湾料理研究家、ペギー・キュウさん。その著書『ペギーさんの台湾朝ごはんとおやつ』から、シンプルなのに美味しい絶品朝ごはんから、ワクワクする見た目のおやつまで、日本のスーパーで買える食材で手軽に作れるレシピを紹介します。 朝ごはんの一番人気、滋味深い豆乳スープやおかゆ、台湾カステラなど、毎日でも食べたい、やさしい本場の味の数々を、おうちの定番メニューに加えてみませんか?
※本記事はペギー・キュウ著の書籍『ペギーさんの台湾朝ごはんとおやつ』から一部抜粋・編集しました。
さつまいもの揚げ団子
<QQ球(キュウキュウチョウ)>
(C)ペギー・キュウ
揚げ油の中でぎゅっと押し付けることで中が空洞になり、形がまん丸に。薄くてサクッとした外側、噛むともちもちの食感が楽しい! 熱々のうちに粉をふって味変するのが今の流行りです。
材料(作りやすい量)
さつまいも(皮をむいて1cm厚さに切る)...120g
水...大さじ2
タピオカ粉...30g
きび砂糖...大さじ1
抹茶粉(抹茶粉末+砂糖)...各大さじ1/2
ココア粉(ココアパウダー+砂糖)...各大さじ1/2
粉チーズ...大さじ1
作り方
1 さつまいもを5分ほど水にさらす。耐熱皿にのせて水を加え、ラップをして600Wの電子レンジで約3分半加熱する(または約15分蒸す)。
2 水を捨てずに1を熱いうちにつぶしてきび砂糖を加えよく混ぜる。タピオカ粉を加えてさらによく混ぜ、生地をまとめる(粉っぽい場合は水を、水っぽい場合はタピオカ粉を少量足して調整する)。
3 生地を直径約2.5cmの棒状に伸ばし、2cm長さに切る。弱火で140~150℃に熱した揚げ油(分量外)に入れ、生地どうしがくっつかないように箸で軽く混ぜる。浮いてきたら、180℃に上げ、お玉の背で生地を鍋底に押し付ける。
(C)ペギー・キュウ
4 押し付けるのを繰り返すうちに、生地が丸く膨らんで焼き色が付いたら取り出し、余分な油をきって袋などに入れ、お好みの粉をふる。