格別な香りで気持ちほぐれる!女優・中田喜子が教える「台湾茶の魅力」

日頃から、自宅で台湾茶を入れるという女優の中田喜子さん。フルーティな香りが広がるお茶の入れ方など、静かで優雅な台湾茶の楽しみ方をお聞きしました。

1905_p107_01.jpg1煎目の香りと2煎目の味わいが魅力です、という中田さん

 

台湾茶とは文字通り台湾で採れた茶葉のこと。中田さんが最初にその魅力に触れたのは、いまから15年ほど前のことだそうです。

格別な香りがすると友人のお兄さまに聞いて興味が湧き、自分でも台湾茶のことが書かれている本を読むようになり、奥深さにますます引かれて、なんと本場・台北へ。

「それから、現地で買い求めた茶葉と茶器を使って台湾茶を楽しむようになりました。どんよりとした曇り空の日に飲みたくなります。春の季語・春陰という言葉がありますが、どこか憂いを感じる朝に、台湾茶で春陰を飛ばしたくなるんです」


1905_p107_02.jpg中田さんが入れてくれた香りが広がるウーロン茶。飲杯(いんはい-湯呑み)も台湾で買い求めたもの。

 
丁寧に入れた一服のお茶で気持ちをリフレッシュして1日を始める...。とてもすてきな習慣ですね。

「この春にも台湾を旅してきました。目的の一つは、台北にある竹里館という老舗の茶芸館を訪ねること。15年前にも行って、台湾茶の楽しさを教えていただいた思い出深いお店です。突然の訪問でしたが、お店の方が私を覚えていてくださって。とてもうれしかったです」

再会の喜びを思い出しながら、私たちスタッフにもお茶をふるまってくれました。茶葉は、今回の旅で見つけたもの。海抜1,700~2,400mの高地で採れるという梨山(リシャン)の高山ウーロン茶です。

「その茶芸館で聞いた入れ方です。一般的には茶壺(ちゃこ-日本茶でいう急須)にお湯を入れたら、ふたをして1分~1分半くらい待ってからいただきますが、ご主人は、梨山茶の場合は20秒待つだけでいいと教えてくださいました。実際にそうしてみたら、本当に華やかでフルーティな香りが口に広がって...。爽やかな甘味も味わえておいしいんです。同じ茶葉で5~6杯入れられますが、そのたびに味わいが深くなります。私は1煎目の香りと、2煎目の味わいが何より好きです」

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続けて入れてくれたのは、力強さと甘味が持ち味のプーアール茶。手際よく茶壺にお湯を入れ、今度はふたをして1分待ちます。なんともいえない香気が漂い、気持ちがほぐれていくようです。

お茶を味わいながら、茶葉がなくなったら? と尋ねてみると、早くも次の旅に思いをはせるかのように「また、台湾に行きます」と一言。
好きなことにまっすぐ向き合う中田さんらしい返事が返ってきました。

■中田さんが台湾を一人旅して購入した茶葉&お菓子

1905_p107_03.jpg大好きな台湾茶のお供には、お茶で甘く煮た梅のお菓子を。

 

1905_p107_04.jpg台湾土産のプーアール茶。「油を使った料理にとてもよく合います」

  
1905_p107_05.jpg1905_p107_06.jpg昔ながらの製法で作られる梨山の高山ウーロン茶の茶葉。

 

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取材・文/飯田充代 撮影/齋藤ジン

 

中田喜子(なかだ・よしこ)さん

女優。18歳でデビュー。20年以上続いたTBSドラマ『渡る世間は鬼ばかり』では三女・文子を好演。他にも出演ドラマは100本を超える。

この記事は『毎日が発見』2019年5月号に掲載の情報です。

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