健康な猫は美しい! 外見は心と体の健康のバロメーター/猫と幸せに暮らすための教科書

私たちの暮らしに癒しを与えてくれる猫ですが、猫の心身の健康状態は分かりづらいもの。元気そうに見えるけど、実はストレスを感じながら過ごしているケースも少なくありません。「メンタルの健康は何を目安にすればいいの?」「私たちの用意した環境で猫は本当に幸せなの?」「爪とぎは何のためにやっているの?」こうした猫のメンタルケア&ヘルスケアについて、猫好きの獣医師・野澤延行先生によるアドバイスをまとめた著書『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』(KADOKAWA)は、飼い主はもちろん、初めて猫を飼う方にも役立つ情報がいっぱいです。今回は本書より、猫好きなら知っておきたい豆知識を紹介します。あなたの「猫」は今、本当に幸せですか?

※本記事は野澤延行(監修)、松本勇祐(漫画)の書籍『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』から一部抜粋・編集しました。

健康な猫は美しい

猫の外見の美しさは、心身の状態をそのまま表します

猫の体の機能が正常であれば外見も美しく、逆に体調が悪ければその機能が低下し、毛づくろいも減って、さらに毛づやが悪くなります。

猫の毛のふわふわ感は、健康のバロメーター

毛の主成分であるケラチンは、肉・魚などの良質な動物性タンパク質によって作られています。

短毛種と長毛種の猫がいますが、多くの猫は上毛と下毛のダブルコート(二重構造)で、体が覆われています。

上毛は紫外線から皮膚を守り、体表の柄となっています。

下毛は体温調節の役割をしています。

なお、猫の皮膚は感覚器官でもあります。

猫の外見の美しさは内面的なものにも起因しているので、家に猫が甘えられる居場所があることが大切です

今日も、猫がいつもと変わらず美しいなら、その猫は心と体ともに健康なのです。

まとめ

猫の美しさは、「体の健康」と「心の幸せ」、その両方があって、維持される。

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※本記事は野澤延行(監修)、松本勇祐(漫画)の書籍『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』から一部抜粋・編集しました。
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