便秘解消や腸内環境の改善にも期待! さつまいもで作る腸活作りおきレシピ

「第二の脳」とも呼ばれる腸。腸内環境を整えることで、心身の健康に大きく影響を与えることが知らせています。そこで、今回は腸内細菌研究の第一人者である國澤 純(くにさわ・じゅん)先生に、腸活にぴったりの食材を教えていただき、人気料理家・倉嶋里菜さんがその食材を使って「作りおきできる腸活ごはん」をご紹介。腸も疲れやすいこの季節、ぜひ試してみてください。

腸活作りおきレシピ さつまいも
<ココが腸にイイ>

水溶性と不溶性、2つの食物繊維が含まれるほか、腸のぜん動運動を促すヤラピンという成分も含まれています。この働きにより、便秘解消や腸内環境の改善にお役立ち。皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富。皮ごと食べるのが腸活のコツ。

玉ねぎを加え、菌にうれしい効果をアップ
ジャーマンおさつ

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<菌が喜ぶ食材:さつまいも・玉ねぎ・豚肉>
全量分:1107kkcal
食物繊維(全量):12.0g
塩分(全量):5.7g
冷蔵保存:3~4日

材料(作りやすい分量)
さつまいも...1本(約300g)
玉ねぎ...1個
厚切りベーコン...100g
バター...20g
塩、こしょう...各少々
A:コンソメ、砂糖、おろしにんにく、粒マスタード、しょうゆ...各小さじ1

作り方
(1) さつまいもは一口大の乱切りにして水で洗い、耐熱容器に入れ、ラップをして600Wの電子レンジで4分加熱する。
(2) 玉ねぎは薄切りに。厚切りベーコンは食べやすいサイズに切る。
(3) フライパンにバターを入れて中火にかけ、バターが溶けたら(1)と(2)を入れ、3分ほど炒める。
(4) 玉ねぎがしんなりしたら(A)を加えて炒め合わせる。最後に塩、こしょうで味を調え、保存容器へ。粗熱が取れたら冷蔵庫で保存を。

 

<教えてくれた人>

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 医薬基盤研究所 副所長
國澤 純(くにさわ・じゅん)さん

大阪大学薬学部薬学科卒、薬学博士。ヘルス・メディカル微生物研究センター センター長、東京大学医科学研究所客員教授などを兼任する腸内細菌研究の第一人者。著書に『9000人を調べて分かった腸のすごい世界 強い体と菌をめぐる知的冒険』(日経BP)等がある。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年11月号に掲載の情報です。

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