【快眠セラピストの三橋さん伝授】梅雨時の寝苦しさを解消!眠りの質を上げる4つの新ルール

お悩み別、4つの快眠ルール

(1)いびき、寝苦しさは横向き寝で解決

【快眠セラピストの三橋さん伝授】梅雨時の寝苦しさを解消!眠りの質を上げる4つの新ルール 2406_P015_01_W500.jpg

いびきのある人や寝汗をかきやすい人は横向き寝がおすすめ。

「横向きで寝ると、いびきの原因となる舌の落ち込みを防いでいびきを軽減できます。また、背中があくことで、熱がこもりにくくなり、暑さや湿気による眠りづらさも解消できます」(三橋さん)

(2)「眠れない」ときは無理に寝ようとしない

「眠れないときは無理に眠ろうとせず、夜更かしを楽しんでください」と、三橋さん。

必要な睡眠時間は人によって異なり、加齢によって短くなるのが一般的。

「年齢を重ねると、ちょっと寝不足ぐらいのほうが深く眠れます。 眠けが高まったところで寝床に入るようにすると、よく眠れます」

(3)足がつるならレッグウォーマーを

実は、一年中レッグウォーマーをはいて寝ているという三橋さん。

「足先が冷える人やこむら返りを起こしやすい人は、季節にかかわらず、レッグウォーマーをしましょう。大きな筋肉がなく、冷えやすい足首を温めることで、つま先まで血液が巡りやすくなります。ふくらはぎを温めれば、こむら返りの予防にもなります」

(4)蒸し暑いときこそパジャマは長ズボン

【快眠セラピストの三橋さん伝授】梅雨時の寝苦しさを解消!眠りの質を上げる4つの新ルール 2406_P015_02.jpg「寝苦しい」「暑い」という理由で、半袖、短パンを選ぶのはNGと三橋さん。

「半袖や短パンで眠ると、体の熱を放出する寝入り時は心地良いのですが、体温が下がる起床1~2時間前になると、気温や室温も下がるので、手や足が冷えやすくなってしまいます。長袖・長ズボンのパジャマを着用したほうが調子良く朝を迎えられます」

構成・取材・文/寶田真由美 (オフィス・エム)  撮影/齋藤ジン スタイリング/片野坂圭子 モデル/氷川よし子 (SPLASH)

 

<教えてくれた人>

快眠セラピスト・睡眠環境プランナー
三橋美穂(みはし・みほ)さん

1万人以上の眠りの悩みを解決してきた睡眠のスペシャリスト。 全国での講演活動の他、寝具や快眠グッズのプロデュースも数多く手がける。 「眠りのさじ加減 65歳からのやさしい睡眠法』 (青志社) 他、 著書多数。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2024年6月号に掲載の情報です。

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