お悩み別、4つの快眠ルール
(1)いびき、寝苦しさは横向き寝で解決
いびきのある人や寝汗をかきやすい人は横向き寝がおすすめ。
「横向きで寝ると、いびきの原因となる舌の落ち込みを防いでいびきを軽減できます。また、背中があくことで、熱がこもりにくくなり、暑さや湿気による眠りづらさも解消できます」(三橋さん)
(2)「眠れない」ときは無理に寝ようとしない
「眠れないときは無理に眠ろうとせず、夜更かしを楽しんでください」と、三橋さん。
必要な睡眠時間は人によって異なり、加齢によって短くなるのが一般的。
「年齢を重ねると、ちょっと寝不足ぐらいのほうが深く眠れます。 眠けが高まったところで寝床に入るようにすると、よく眠れます」
(3)足がつるならレッグウォーマーを
実は、一年中レッグウォーマーをはいて寝ているという三橋さん。
「足先が冷える人やこむら返りを起こしやすい人は、季節にかかわらず、レッグウォーマーをしましょう。大きな筋肉がなく、冷えやすい足首を温めることで、つま先まで血液が巡りやすくなります。ふくらはぎを温めれば、こむら返りの予防にもなります」
(4)蒸し暑いときこそパジャマは長ズボン
「寝苦しい」「暑い」という理由で、半袖、短パンを選ぶのはNGと三橋さん。
「半袖や短パンで眠ると、体の熱を放出する寝入り時は心地良いのですが、体温が下がる起床1~2時間前になると、気温や室温も下がるので、手や足が冷えやすくなってしまいます。長袖・長ズボンのパジャマを着用したほうが調子良く朝を迎えられます」
構成・取材・文/寶田真由美 (オフィス・エム) 撮影/齋藤ジン スタイリング/片野坂圭子 モデル/氷川よし子 (SPLASH)