捨てたくても捨てられない...。そんな人は「しまい方を変える」が早道! 無理してものを減らさなくても、気持ちよく暮らせますよ。今回は、中山真由美(なかやま・まゆみ)さんに「家にあるものを収納グッズに使った片づけ」について教えてもらいました。
【前回】整理収納アドバイザーの中山真由美さんに聞きました「捨てずに片付く3つのワザ」
いつも散らかりがちな場所やもの別で実践
読者が捨てない片付けに挑戦!
お悩み読者 Yさん(59歳)
引き出しは紙パックで仕切ってみましょう(中山さん)
安上がりでいいですね(読者Yさん)
【ワザ】家にあるものを収納グッズに使う
Yさん「ものを捨てずに片付けるには、やっぱり収納グッズが必要ですよね?」
中山さん「そうですね。でも買わなくていいですよ。あるものを使いましょう」
Yさん「うち、あまり収納グッズないんです...」
中山さん「例えば飲み物の紙パックや紙袋、使っていない保存容器はありますよね?」
Yさん「そんなものでいいんですか?」
中山さん「ものが入ればなんでもOK。使っていないものを収納グッズに利用すると、不用品も減らせますよ!」
散らかりがち:食器棚の引き出し
紙パックで仕切ると取り出しやすい
細かいものを整頓するのに仕切りは必需品。紙パックなら引き出しサイズに合わせやすく、内側も白いので見栄えもシンプルです。
片付け手順
(1) 紙パックで箱を作り、引き出しに入れる。
(2)種類別(カトラリー、小物)に分け、(1)に入れる。
仕切りを入れただけで、こんなに激変。あまり使わないつま楊枝やプラスプーンは、不用な保存容器にまとめて奥のすき間に入れて。
引き出しの大きさに合わせて連結
紙パックは引き出しの深さ、奥行きに合わせてサイズ調整を。連結部分はテープで留めて、浮かないように固定します。
《紙パック仕切りの作り方》
(匂いの強い牛乳や豆乳以外の1L飲料紙パック使用)
(1)洗って乾かし、飲み口を開いて長方形の箱状態にし、側面を一面だけ切り取る。
(2)開いた飲み口に切り込みを入れて畳み、箱を作る。
(3)透明のテープなどで畳んだ部分を留める。