家の中を少しでも涼しく! 節約のプロが指南する「夏の光熱費節約術ベスト5」

オススメ2位
扇風機とエアコンを併用

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「エアコンの冷気は下にたまりやすいものなので、サーキュレーターや扇風機を使って循環させて快適に。暑いときは人体に直接風が当たった方が涼を感じやすいので、扇風機を使うことをおすすめします。扇風機の電気代はとても安いもの。エアコンと併用し、エアコンの設定温度を1度上げる方が、よっぽど節電になります」(和田さん)

オススメ1位
全ての窓に「日除け」をする

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部屋を暑くする原因は「窓」窓が冷えれば、室内が快適に

「熱や日差しを受けて高熱になる窓を冷やすことが、節電&涼しく過ごすための最善策。窓ガラスを複層ガラスや二重窓に替えることが最も省エネになる対策ですが、賃貸物件では勝手に工事できませんし、金銭的に難しいことも。そんなときは窓そのものを冷やすために、窓の外側・内側から対策を行いましょう」(和田さん)

やり方
すだれやよしずを利用し、窓に直接日光が当たらないようにしましょう。遮熱カーテンをかけてもOK 。子ども部屋や荷物部屋など、人の立ち入りが少ない所でも、日が当たる窓は全て対策すると、涼しくなります。

熱中症を防ぐための、3つの約束

(1)体調に合わせ、無理はしない
重要なのは、体調を見ながら室内を適温に保つよう心がけること。決して無理はしないようにしましょう。また、暑さで体調を崩さないよう、規則正しい生活を心がけて。

(2)こまめに水分補給を
夏になると脱水症状も怖いもの。喉が渇いてからでは遅いので、こまめに水分を摂取しましょう。とくに入浴前後や飲酒後、就寝前後の水分補給は欠かさずに行ってください。

(3)エアコンを適切に使いましょう

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タイマーは、明け方の涼しい時間に切れるよう設定を

熱中症になって入院したら、節電・節約どころではありません。エアコン代は、極端に設定温度を下げなければそこまでかからないので、暑いときは我慢せずに使用しましょう。

構成・取材・文/和栗 恵

 

<教えてくれた人>

節約アドバイザー
和田由貴(わだ・ゆうき)さん

日本女子大学家政学部卒業。消費生活アドバイザー、環境カウンセラー、省エネ・脱炭素エキスパート等多数の資格を持ち、暮らしや家事の専門家として活躍中。

この記事は『毎日が発見』2022年8月号に掲載の情報です。

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