あなたのセックスレスは間取りが原因かも⁉ 一級建築士が教える理想的な間取りとは

pixta_13616517_S.jpgいつもは家事ネタが多い『レタスクラブ』が殻を破って、9月号でセックスについて取り上げ、大きな話題になっています! 中でも注目を集めたのが「自分たちはセックスレスだと思う?」という質問に「YES」という回答が63%もあったこと。実はその悩み、インテリアで解消できるといいます。どのような間取りが理想かご紹介します。

前の記事「「セックスレス」は悩みじゃない⁉ 主婦224人のレス事情(2)」はこちら。

 

夫婦二人のプライバシーを優先した空間と動線がキモ

セックスの悩みで多かったのは、1位が「子どもにバレそう」、2位が「声が漏れそう」でした。寝室が子ども部屋の目の前だったり、また子どもと川の字で寝ている家庭も多いはず。いずれも気軽にセックスできる環境ではありません。レタスクラブニュース会員224人を対象に行ったアンケートでも、住宅事情でセックスから遠ざかった、という声が多数ありました。

lettuce1809p124_1.jpg「平成 15年の建築基準法の改正以降、換気のため、ドア下部にすき間が必要になり、昔に比べてより音が漏れやすくなったのは事実です。しかし、"そのときだけ"そこにタオルを挟むなど、防音対策をすることは可能です」というのは、一級建築士の船渡 亮さん。

「夫婦の営みのため、子ども部屋と寝室は隣どうしにしない間取りをおすすめしていますが、マンションなどではそうはいかないもの。でも家具の配置などで解決はできますので、諦めないでください」。年間100件以上の間取り相談を受けている船渡さんに、営みを持ちやすい部屋にするヒントを伺いました。

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これが理想のセックスレスにならない間取り

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【主寝室】
●防音カーテンでさらに安心
マンションなどの場合、寝室の窓が外廊下に面していることも。なるべく厚く重いカーテンを掛けるとよい。

●給気口から音が漏れる!?
各部屋に必ずある給気口も、音漏れの危険はなきにしもあらず。常時閉じるのは×なので、行為中だけ閉じ、終わったらあけること。

●寝室と子ども部屋の間に家具orクローゼット
隣どうしの部屋の場合、壁の前に背の高い家具を置くことで、音漏れを改善できる。両方の部屋に家具を置き、壁を挟めば、かなり安心。

●寝室のドアは引き戸NG
ドアもタイプによって音漏れの度合いは異なるそう。引き戸タイプは漏れやすいので、開き戸がベター。

 

【キッチン】
●家事は楽して夫婦円満
家事が楽になれば、心と時間に余裕が生まれ、夫婦の時間も確保できます。夫婦円満のため、収納や洗濯動線を見直し、時短家電を活用しても◎。

【リビング】
●二人でイチャイチャできる場所を...
子どもが寝ている横では無理! そんなときはソファーを活用。少し広めのものなら心地よくプレイが可能。

子どもや同居している両親に声が聞こえないように、気づかれないように、と気をつかうのに疲れてだんだんセックスレスになっているなら、ちょっとした"間取り改革"で解消を。 意外と冷めていた夫婦間の空気が温かくなるかもしれません。
 

取材・文/河野友紀 イラスト/おぐらなおみ

船渡 亮さん

一級建築士、家づくりコンサルタント。著書に三上かすみ氏と共著の 電子書籍『セックスレスにならない間取り』(amazon kindle)。公式サイトは、かえるけんちく相談所

この記事は『レタスクラブ9月号』に掲載の情報です。

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