「社会運勢学は、単なる占いとは全く異なり、「十干(じっかん)」「十二支」「九星(きゅうせい)」で構成される陰陽五行説です。運勢は、私たちの生活している世の中の動きに大きく左右されるため、社会動向を知ることが開運の第一歩になります。今回は社会運勢学の第一人者、山口知宏さんに2020年の社会の動きを詳しく解説していただきました。
2020年の社会の動きを展望する
政治・経済
「続く自民一強とデフレ」
2019年7月の参院選も自民党が制し、自民一強時代が継続。
その中で、「NHKから国民を守る党」(N国党)が1議席を獲得し、世間に衝撃を与えた。
経済は世界的に金融緩和が長期化する中、日本だけが逆行。
消費増税の影響もあり、日本が再びデフレ基調に戻ってしまう可能性は非常に高い。
老後2,000万円問題など、立ち向かう問題が山積み。
世界情勢
「激化する米中貿易摩擦」
米中貿易戦争を発端に、東西冷戦終結後に構築された秩序が変化。
アメリカを中心とした自由貿易諸国と、中国を中心とした諸国の対立が色分けされ、サプライチェーンの組み換えが起きている。
しかしながら、日本にとっては悪い話ではなく、これを機に国内回帰する企業も出始め、輸出大国としての第2章が始まろうとしている。
注目の産業
「本格的なAI時代に突入」
あらゆる産業にAI(人工知能)が浸透し、自動車産業では自動運転の本格的な実用化が始まる見込み。
過疎地域の公共交通機関に自動運転が導入されれば、地域再生も期待できる。
人手不足に悩む介護業界の救世主として期待されているのが介護ロボット。
重労働はロボットに任せて、人間は心のケアに特化できると、高齢社会の希望になるだろう。
自然災害
「雨による災害に注意」
2019年に続き、2020年も雨が多く、各地で台風や大雨の被害が出る予測。
特に、洪水や土砂崩れに注意が必要なので、河川改修や堤防工事が遅れている地域にお住まいの方は防災意識を高めたい。
温暖化も加速傾向で、暑さ対策も重要な社会問題の一つ。
基礎体力をつけることも対策につながるので、室内で行う運動やストレッチもおすすめ。
恵方
「2020年の恵方は西」
恵方とは?
一年の徳がある方位のこと。
2020年は「西」で、西30度を10度ずつ3等分した、南寄りの10度にかかる。
自宅から750m以上離れた恵方の神社仏閣や教会をお参りすれば「恵方参り」となる。
恵方置きは孔雀
家の中で恵方を活用できる「恵方置き」。
2020年は恵方に孔雀の絵や写真を飾るのが最も有効で、ヒマワリの絵や写真、鉢物を置くのもおすすめ。