「『交換日記』をつけて今後の課題を見つける」大谷翔平/天才の習慣

古今東西100人の天才たちが実践していた「習慣」から、その成功法則を導き出せ!芸術家やアスリート、学者に起業家など、歴史に名を残す「超一流」の天才たちが実践していた「習慣」から、彼らの人生哲学やマイルールを読み解きます。すぐに真似できる「習慣」で、今日からあなたも目指せ天才!

※この記事は『すぐに真似できる天才たちの習慣』(KADOKAWA)からの抜粋です。

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「交換日記」をつけて今後の課題を見つける

【大谷翔平 Shohei Ohtani】

(1994 〜)メジャーリーガー。2018 年、投手と打者の「二刀流」で活躍。

 

「野球ノート」に記された日々の反省と対策

大谷翔平選手は小学生の頃、父親と野球についての「交換日記」のやりとりをしていたそうです。「野球ノート」と名付けられたミニサイズのキャンパスノートには、「3回まではいいピッチングができた」「高めのボール球に手を出した」などの反省が記され、父親がそれに対する対策やアドバイスを返してあげていました。
これにより、練習における意識付けができていったのです。[※1]
[※1]『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』佐々木亨(扶桑社)

 
【プラスα】日記をつけることで得られる効果とは?
日記をつけるという行為には、単純に「記録」としての意味合いと、実は「感情浄化作用」があることが科学的に証明されています。ある学術誌[※2]によると、参加者が15 ~20 分の執筆を3~5回繰り返すだけで、トラウマやストレスが軽減されたといいます。この方法は、特にがんなどの重い病気を抱えている人に効果的なのだそうです。
[※2]「Advances in Psychiatric Treatment 」

 

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教養総研(きょういくそうけん)

レアな古説、珍説の類から、広く知られるライフハックまで、「教養」に関わるトピックスをわかりやすく世に発信する小集団。これまでに世に出た優れた教養や自己啓発書を日々研究している。

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『すぐに真似できる天才たちの習慣』

(教養総研)

芸術家やアスリート、学者に起業家など、歴史に名を残す「超一流」の天才たちには、日々実践する習慣がありました。世界中から集めた100人の天才たちの、知られざる習慣を徹底解剖。その効果と効能を探ります。

この記事は書籍『すぐに真似できる天才たちの習慣』からの抜粋です。

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