『すごい「お清め」完全版』 (中井耀香/KADOKAWA)第5回【全10回】
古神道数秘術家としてこれまでに3万人以上を鑑定し、幸せに導いてきた中井耀香先生。20代の頃からさまざまな占いを学び、本当に効果があるかどうかを自ら実践し、研究してきました。先生の著書『すごい「お清め」完全版』(KADOKAWA)は、『神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」』、『呪いが解けちゃう! すごい「お清め」プレミアム』の内容を凝縮し、新たに加筆したもの。先生が実際に行って成功を収めた行動を、読者が簡単に実行できるようアドバイス付きで掲載しています。今回はこの本のなかから、幸運を引き寄せるための習慣をご紹介します。
※本記事は中井耀香著の書籍「すごい「お清め」完全版」から一部抜粋・編集しました。
トイレには長居しない
キッチンやトイレ、洗面所などの水回りの設備は、全て排水管で外とつながっています。ですから、それだけ外からの邪気が入り込みやすい場所といえます。特にトイレは穴が大きいため、外の邪気「閉気(へいき)」が大量に入りやすい場所なのです。
昔の家は外にトイレを作りました。わざわざ履物を履いていったん外に出なければならないため、冬の寒いときや激しい雨風の日など、不便もありましたが、トイレが母屋の外にあるというのは、邪気を家に持ち込まないという点で、家相的にはとてもよかったのです。
今の私たちにできる最大の防御策は、外から入ってくる邪気をシャットアウトして、家の中に入れないために、トイレを使うとき以外、ふたを必ず閉めておくことです。
また窓のあるトイレなら窓を開けっぱなしにして、常に換気をするようにするか、マンションなど窓のないトイレであれば、換気扇を回しっぱなしにして、家にとどまろうとする邪気を外に出すようにしてください。消臭剤やアロマオイルなどをうまく活用して、香りでお清めしてください。
「トイレの神様」という歌がヒットしましたが、トイレにいらっしゃる神様は「宇須佐麻金剛(うすさまこんごう)」です。宇須佐麻神はトイレでその家の財運を育ててくださっているので、邪魔をしないためにもトイレにいる時間は必要最低限にし、用をたしたらすぐに出るようにしましょう。
トイレのふたは必ず閉める
トイレは「不浄なところ」。長居をする場所ではない。ふたは閉めて風通しをよくする