横倒しの原因は天体衝突!? 昼夜が42年も続く「天王星」/地球の雑学

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天王星は太陽から7番目に位置する惑星で、直径は地球の約4倍。木星、土星に次いで、太陽系で3番目に大きな惑星である。1781年、イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって偶然発見されたが、当初は彗星(すいせい)と考えられていたようで、その後の観測によって惑星であることが判明した。

天王星の大きな特徴として、公転軸に対して自転軸が98度も傾いていることが挙げられる。つまり、自転軸がほぼ横倒しになっていることから、ゴロゴロと転がるように太陽のまわりを回っている状態だ。

その原因としては、数十億年前に軌道から外れた地球ほどの大きさの天体が、天王星に衝突したという説が広く受け入れられている。

ただし、2011年に発表された最新のシミュレーションによると、従来考えられていたように天体の衝突は1回ではなく、同じクラスの天体による衝突が2回あったと推察されている。

ちなみに、天王星の公転周期は約84年。自転軸が横倒しになっていることから、天王星の極に近い地方では、その半分にあたる42年間がずっと昼、そして残りの42年間がずっと夜になる。中緯度地方では、1日中太陽が沈まない夏や太陽がまったく顔を出さない冬が訪れるが、自転軸が98度も傾いているため、天王星の大部分の地域は、地球の北極圏や南極圏にあたる。

さらに、太陽からの距離は平均28億7500キロメートルと、地球に比べて約19倍も離れているため、太陽から受ける光の量は地球の約0.3パーセントに過ぎない。その結果、表面温度はマイナス200℃以下にもなり、昼夜の気温差はほとんどないという。

 

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(雑学総研/KADOKAWA)

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この記事は『人類なら知っておきたい地球の雑学』からの抜粋です。

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