木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム

やさしい手ぬいを提案する高橋恵美子さんのきものリフォーム。前回は木綿の浴衣で作る「エプロンドレス」を紹介しました。今回は「エプロンドレス」に使わなかった浴衣の袖を土台にしたミニエプロンとアームカバー」の作り方を解説します。

【前回】木綿の浴衣を「エプロンドレス」にリメイク! サマードレス感覚で夏のおしゃれを楽しもう

余った浴衣地でミニエプロンとアームカバーもできました

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ミニエプロンは丈が33cmと短いので動きやすく、おしゃれのアクセントになります。着用しているのは作者・岡本孝子さん。

ミニエプロンとアームカバーは、エプロンドレスに使わなかった浴衣の袖を土台に作ったもの。

おそろいで作れば、服に合わせ3点を日替わりで楽しむことも。

定番の部屋着になりそうです。

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浴衣の袖1枚分で体の脇まで覆えるエプロンに。アームカバーは上下のゴムを緩めにして脱着がしやすいようにしましょう。

浴衣の袖1枚を横向きにして...

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浴衣の袖の四角い形をそのまま生かしています。横向きにして、ひもとポケットを付ければできあがりです。

四角い布を輪にぬうだけ

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アームカバーは、浴衣のもう1枚の袖を半分に切った四角い布を輪にぬって、上下にゴムを通します。

作ってみましょう

【アームカバー】

木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム 2206_P101_03.jpg木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム 2206_P101_04.jpg【ミニエプロン】

木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム 2206_P101_05.jpg[ダーツをぬう]
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[見返しを作る]木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム 2206_P101_07.jpg[ひもを作る]木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム 2206_P101_08.jpg[見返しと紐をつける]木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム 2206_P101_09.jpg木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム 2206_P101_10.jpg[ポケットをつける]木綿の浴衣から作る「ミニエプロン」と「アームカバー」。浴衣柄が夏らしい便利アイテム 2206_P101_11.jpg

取材・作図/飯田充代 撮影/木下大造 スタイリング/岡部久仁子 イラスト/小池百合穂

 

<教えてくれた人>
岡本孝子(おかもと・たかこ)さん

1937年、東京生まれ。文化服装学院デザイン科卒業。87年より劇団SCOT主宰の鈴木忠志さんとともに舞台衣装制作に携わる。現在もオペラなど多くの舞台衣装を作り、プライベートでもきものリフォームを楽しんでいる。

この記事は『毎日が発見』2022年6月号に掲載の情報です。
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