着なれた「いつもの服」の上だけ替えたり、何かをプラスしてすっきりおしゃれに見える方法を、スタイリストの柿田たみかさんに聞きました。年齢を重ねて、少しゆったりした体形をカバーしながら、自分らしい着こなしを発見してみてください。今回は「ストライプパンツの合わせ方」をご紹介します。
マンネリが悩み 田中盛伊さん(65歳)
いつものパンツですっきり変身
ストライプならすっきりするはずが野暮ったい...
ストライプのパンツならすっきり見えそうなので、この時季よくはきます。でも組み合わせがいつも一緒になってしまいます。
▼
▼
【After】ハリのある素材を組み合わせるとすっきり
ストライプパンツ/私物 シャツ5,990円+税/ドゥクラッセ イヤリング14,728円+税/アビステ バッグ3,990円+税/マンゴ バッグに付けたスカーフ2,800円+税/ホワイト オレンジパンプス10,000円+税/ダイアナ ウェルフィット
袖ぐりが深く、ゆったりしたシルエットのシャツを、ウエストに入れてキュッとさせます。
ハリのある素材を選べば、だらしなさがなくなります。
Point:シャツの素材を変えて、程良いカジュアル感を出す
上半身にもカジュアル感を出して統一しましょう。ハリのある生地を選べば、カジュアル過ぎない大人スタイルに。
Point:シャツはウエストに入れると、だらしなさがなくなります
大人のカジュアルは、ウエストを整えることで品良くなります
シャツをウエストに入れたら、裾を少し引き出すようにしてふくらみをもたせると、きちんと感も出せます。
Point:下半身のアイテムの色を統一してすっきり
バッグ、パンツ、靴の色のトーンを合わせます
太めのパンツでも、下半身の色を統一することで、どっしり感が軽減します。
取材・文/下田 雅 撮影/大瀬智和