
『75歳、おしゃれの決め手 自分を演出する楽しみ』 (オオクボ スミエ/KADOKAWA)第5回【全5回】
書籍『75歳、おしゃれの決め手 自分を演出する楽しみ』(KADOKAWA)の著者、オオクボ スミエさんは、かつてデパートのショーウインドーや店舗ディスプレイを数多く手がけ、「どうすれば商品が最高に美しく見えるか」を追求し続けてきた、いわば「魅せ方のプロ」です。75歳になった彼女が行き着いたのは、頑張りすぎないのに凛として見える「自分を演出するワザ」でした。本書では、 体型をカバーしつつ、顔周りをパッと明るく見せる服・小物の選び方や、アクセサリーの付け方でいつもの装いが見違える演出術を、大人世代の暮らしに寄り添って紹介しています。コツさえ掴めば、日々の身支度はもっとラクに、そして楽しく変わります。自分を上手にプロデュースして、これからの毎日をもっと鮮やかに彩りましょう。
※本記事はオオクボ スミエ (著)による書籍『75歳、おしゃれの決め手 自分を演出する楽しみ』から一部抜粋・編集しました。
靴とバッグのこだわり
靴は大好きです。靴で、おしゃれは半分決まる。コーディネートを完成させる重要なアイテムだと思います。色でも、デザインでも、靴一つで全体の印象が変わります。
数はたくさん持っていますが、気に入って履いているのは、海外ブランドの、カンペール、クラークス、トリッペンの三つです。
カンペールもクラークスも、最初は海外のバーゲンで見つけました。こんなおしゃれな靴ってどこのブランドだろうと興味半分で履いてみると、私の足にぴったり。カジュアルだけど、洗練されていて、ストレスがなくて履きやすい。服が型紙との相性があるように、木型が私の足に合っていたのです。もっとも、日本のショップに行って気づきました。シニアが多い。このブランドは、そういう店だったのかしら?
スニーカーもよく履きます。スポーツシューズとして履くか、おしゃれで履くかといえば、後者のきれいめカジュアル。シルバーが流行れば、シルバーを取り入れて。今は、オニツカタイガーがお気に入りです。

靴選びは、足に合うかどうかが最優先。中央:ピンクと手前右の黒(カンペール)。手前:黒(あしながおじさん)、左:白のスニーカー(スピングル)、右奥:銀色のスニーカー(オニツカタイガー)、右:紐靴(クラークス)。
バッグは、仕事柄、持ち運ぶ道具が多かったので、たっぷり入るビッグサイズが多くなりました。財布や携帯電話、ハンカチなどは、ポシェットかサコッシュに入れて。早いうちから、ツーバッグのスタイルでした。
バッグのこだわりは、素材が革であることです。今でこそ、トートバッグやエコバッグなどが登場し、布やナイロンも当たり前ですが、昔は、バッグといえば革がある種のステータスでした。高価でしたが、きちんとして見えたのです。仕事をしていれば、なおさらのこと。ハイブランドも持っていましたが、ロゴマークが目立つものは苦手。目立たないけど、それとなく分かるものが、おしゃれだと思っていました。
大きめのバッグの必需品は、デコレーターの時代から使い続けているナイロン製のポーチです。鍵や薬、絆創膏などこまごまとした物を入れているのですが、ボロボロになっても捨てられない。買い替えようと思うけれど、これに代わるものに出合えていません。もはや、お守りのようになって、バッグの中に入っています。

バッグは、革製の大きめなものが中心。手前の革トートバッグ(前川千恵)、奥のカゴバッグ(RECTANGLE)、茶色のプリーツの布バッグ(MAR court)は軽くて折り畳めるので、エコバッグ的に使用。黒のボックスタイプの革バッグ(テハマナ)は、小さいけれど容量は大きい。








