年齢、男女問わず楽しめるスポーツとして、愛好者の多いゴルフ。今年、大幅なルール改定が行われていることをご存じでしたか?R&A(英国ゴルフ協会)とUSGA(米国ゴルフ協会)は、2020年の定期ルール改定を1年前倒しにし、2019年に大幅なルール改訂を敢行。
いよいよ、2019年1月から、新・ゴルフルールの適用が開始されました。
そこで、紛失球の扱いやボールがバッグに当たった場合など、状況別に新ルールを解説。
ひと目でわかるイラストと、簡潔な説明でご紹介します。
前の記事「ショットの際にボールがクラブに2度当たった。故意でなければ続行OK?/ゴルフ(2)」はこちら。
打ったボールが前方に置いたバッグに当たってOBを逃れた
ラフから打ち出そうとしたときに、木に当たってはね返ったボールが、たまたま前方に置いてあった自分のバッグに当たってOBにならずに済んだ。
<類似した状況>
・打ったボールが自分のバッグに当たってフェアウェイに出た
・打ったボールが同伴競技者のバッグに当たってOBになった
●どうすればいい?
→ボールの止まった位置から続行
2019 年のルール改定で動いているボールが偶然に人やものに当たって影響を受けた場合でも、無罰でボールが止まった位置からプレーを再開することができるようになった。
◎One Point
マーカーやティーペグに当たっても罰打はない。また、ドロップのときに当たった場合は無罰でドロップのやり直し。
【課される罰打】0
次の記事「打ったボールが見当たらない。付近でドロップしてプレーを続けてもいい?/ゴルフ(4)」はこちら。