年齢問わず続けられるゴルフは、健康維持にもストレス発散にも効果あり

年齢問わず続けられるゴルフは、健康維持にもストレス発散にも効果あり 34-pixta_30273571_S.jpg

ペンネーム:さち
性別:女
年齢:47
プロフィール:父は自営業なのでリタイアせず現役を続けています。両親ともに高齢なので、突然なにか起きないか、心配しています。自分はずっと働いてきて、高齢出産。若いつもりが自分自身も心身ともに衰えを感じてきています。

私がゴルフを始めたのは、24歳の頃。体調を崩し、働いていた会社を辞めて、無職で自宅にいた時に、父親に誘われて練習場に行ったのが始まりです。その頃は若いプロも少なく、ゴルフといえば、優雅なおじさんたちのスポーツというイメージでした。なので、父に誘われた時は、一瞬迷いましたが、収入もなく、自腹で新しいスポーツなど始められる余裕もなかったので、暇つぶしにと、父の練習に付き合うことに。父としては、娘が自分の趣味に付き合ってくれるとあって大喜びし、ゴルフ用具を一式そろえてくれました。

ゴルフを初めてすぐに、ゴルフをなめていた自分に気づかされました。おじさんおばさんのスポーツと思っていたけれども、実は奥が深くて難しい!練習場にいる中年以上の先輩方の上手いこと。若い自分のほうが力では負けないと、力んで飛距離をだそうと頑張っていましたが、ゴルフは力だけではない、カップ周りの小さなショットが大切なんだと、やり続けていくと実感しました。ドライバーよりもアプローチのほうが難しいし、200ヤードのドライバーと、30ヤードのアプローチ、どちらも同じ一打で、アプローチのほうが正確性が求められるのです。

1年以上も練習場で父からの特訓をうけて、やっとコースに出してもらえました。とっても楽しかったのを覚えています。ゴルフは、18ホールすべてを回ると、相当な距離を歩くことになりますが、ボールを打ちながら、同じ組の仲間と一喜一憂しながら回ると、楽しくてあっという間にラウンドしてしまいます。当然、最初の頃は、ボールが色々な方向に飛んでしまいます。同組の他の人がむだに待っている時間が長くなったりして、迷惑をかけるのは申し訳なかったので、常にボールを追いかけて走り回っている感じでした。そんな時は、さらにあせってしまうので、ショットも練習の時のようにまっすぐ前に飛ばないし、常にドキドキしながらのラウンドです。それでも、一緒に回ってくれる父と同年代の方々は、最初は仕方ないよと、笑って許してくれる人が多かったです。ゴルフは、年代関係なくできるスポーツなので、普段は一緒に運動することのない年上の人たちと、話したり、プレイしたりするのは新鮮で、ますますゴルフの魅力にとりつかれました。

天候は、その日のプレイの楽しさを左右する大きな要素です。天気がいい日のプレイは、本当に最高です。スコアがいまいちでも、楽しかったと満足できました。反対に、天気が悪い日、特に風が強かったり、霧が濃かったりすると大変です。プレイも難しいし、スコアも厳しい。一番怖いのは、雷です。雷が近づくと、一時クローズとなる場合が多いです。お天気だけは、自分でどうにもできないので、本当に運に任せるしかありません。

ゴルフの難点は、やはりお金がかかることだと思います。最初は、無職の文無しだったので、父に金銭面でも助けてもらって楽しんでいたゴルフですが、仕事を始め自分の稼ぎに余裕ができる頃になると、自分でお金を払って父や友達とコースに行くようになりました。その頃は、ゴルフも会員権なしのゲストでも楽しめるコースが多くなってきたのですが、やはり一回20000円〜30000円は、かかるので、多くてひと月に一回行けたらいいかなといった感じ。それでも1日楽しめるし、休日朝の早起きは充実感があるので、ゴルフを辞めようとは思いませんでした。むしろゴルフのために、お金をセーブしなくちゃと思えました。


ゴルフの腕前があがって、ゴルフコンペに出て順位争いが出来るようになると、もっと楽しかったり、ハマっていくのかもしれません。ゴルフのコンペティションはいわゆる大会のことで、いろいろな種類があります。上手な人が腕前を競う競技コンペや、レベルは様々でどんな人でも参加できるオープンコンペ、会社内で開催される社内コンペなど、知らない人と一緒にプレイできるコンペは、ゴルフをやってると、興味がわいてきます。私は、競技コンペには出ませんでしたが、誰でも参加できるオープンコンペには数回、参加させてもらったことがあります。見知らぬ人とのグループでのラウンドは緊張感が違います。オープンコンペは、スコアの付け方も各コンペにより違っていて、ハンディキャップが設けられていて、必ずしもスコアのいい人が優勝するというわけではない仕組みになっているのがほとんどです。とはいえ、やはり、上手な人が上位になる確率は相当高いわけですが。でも、コンペには、順位の賞の他も、ドライバーの飛距離を競うドラコン賞や、ピンそばを競うニアピン賞など、ショットに特化した賞もあります。そして、ブービー賞といって、最後から2番めのスコアの人が貰える賞もあります。スコアに自信がなくても、ゴルフが好きならば、コンペもきっと楽しめます。

私は現在育児中なのでゴルフをお休みしていますが、子どもが大きくなったら再開したいと思っています。私の父は、今71歳ですが、今でもゴルフを楽しんでいます。ゴルフは、何歳になっても楽しめる素晴らしいスポーツです。少しの間お休みして、またコースに出られる時が来るのを楽しみに過ごしています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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