自宅で過ごす時間を、少し華やいだものにするために、リース作りに挑戦してみませんか? しかも、「お正月飾りと兼用のクリスマスリース」なら、年末年始を通して活躍してくれるんです。絵本作家、手芸作家、イラストレーターとして活躍する堀川 波さんに「1つの土台を使って作るクリスマスリースと正月飾り」の作り方を教えていただきました。
このように、芸品店や生花材料店で購入できる「土台」に、緑の枝と赤い実を挿し、クリスマスのオーナメントを吊すだけでクリスマスリースができます。
また、後ほど紹介しますが、オーナメントを外して、紅白の水引を加えればお正月らしく。
このように少しお正月気分のものと入れ替えるだけで、とても簡単です。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
●リースの土台
手芸品店や生花材料店で購入できます。大は直径25cm。一般的なリースの大きさです。小は直径20cm。
【クリスマス】
常緑の枝に赤い実、クリスマスオーナメントの組み合わせ
材料
リースの土台(直径25cm)、ヒバ、オリーブなどの常緑樹の枝、赤い実(ガマズミ)、クリスマスオーナメント5個
作り方
①リースの土台に、ワイヤーひもを通して重ねてひねり、吊しひもを作る。
②常緑の枝を10cmぐらいに切り、土台に挿し込む。
③1種類の枝を等間隔に挿し、間に違う種類の枝を入れていく。
④赤い実を数カ所に挿し、クリスマスオーナメントをバランスよく、結び付ける。
【お正月】
クリスマスオーナメントを外し、水引と稲穂を飾ります
材料
紅白の水引(各20本)、稲穂、紅白のリボン
作り方
①紅白の水引をそろえてねじりながら、軽く結ぶ。
②赤い実と稲穂を水引の中心にワイヤーでくくり付ける。
③枝を挿してある土台の中心に紅白のリボンで結び付ける。
《リースを作るときに用意するもの》
(左から)
ワイヤーひも、アクセサリー用ワイヤー...吊しひもを作る、水引などを付けるときに使う
木工用ボンド...うまく挿し込めないものを固定する
はさみ...枝を切ったり紙を切ったり
目打ち...枝が入りにくいときなどに穴をあける
[グリーン]
常緑樹の緑なら何でも使えます。ヒバ、ヒノキ、スギ、ヒイラギ、オリーブ、マツ、ツバキなど
[赤い実]
サンゴジュ、マンリョウ、センリョウ、ガマズミ、ウメモドキなどですが、造花でもOK
撮影/原 務