
『ほんとうの豊かさに出合うための9週間 部屋と心が自然に整う"一生もの"の暮らし』 (深尾双葉/KADOKAWA)第5回【全8回】
YouTubeで夫婦二人暮らしの穏やかな日常を発信する、深尾双葉さん。その著書『ほんとうの豊かさに出合うための9週間 部屋と心が自然に整う"一生もの"の暮らし』(KADOKAWA)は、単なる片付け術の解説書ではありません。9週間という時間をかけ、住まいと心に溜まった「余分なもの」を少しずつ手放していくための優しいガイドブックです。年齢を重ねるごとに、持ち物も暮らしも「身軽」でありたいもの。本書は、無理に捨てることを強いるのではなく、「自分にとって何が大切か」を問い直すきっかけをくれます。今回はこの本の中から、「ほんとうの豊かさ」を見つめ直すためのヒントをご紹介します。
※本記事は深尾 双葉著の書籍『ほんとうの豊かさに出合うための9週間 部屋と心が自然に整う"一生もの"の暮らし』から一部抜粋・編集しました。
キャンプ道具は日常使いできる
夫婦ともにキャンプが好きで、以前はよく行っていました。それでも、毎週末行くほどではないので、道具はしまったままになりがち。こんなにも機能的な道具をしまっておくのはもったいないと感じていました。キャンプ道具はコンパクト化していますが、それでも保管の場所を取ります。これでは物の家賃を支払っているようなものです。
そこで我が家では、キャンプ用ライトや折りたためるアウトドア用コンロ、コーヒーミルや小さなまな板、折りたたみ椅子などのアイテムを暮らしの中で日常的に使っています。

地震で棚から落ち、壊れてしまった電動コーヒーミルも、新しく購入する前にキャンプ用の小ぶりな手動ミルでしばらく試してみることにしました。一瞬で挽き終わる電動に比べ、手間も時間もかかるため、億劫に感じるかと思いきや案外すぐに慣れるもの。かれこれ1年以上、問題なく使用できています。なんでも一度、代用できないかを試してみることが大事だと改めて感じました。
キャンプ用品はアウトドアで使うことを想定されたものであり、丈夫で防水仕様にもなっていたりと機能的。さらにコンパクトなので、狭い部屋でも圧迫感を感じません。
普段使いしない物も暮らしに取り入れれば、非日常の景色が広がり、生活の中の新たな楽しみが一つ増えることと思います。
また、普段キャンプをしない方でも、ランタンになる仕様の懐中電灯は、ベッドサイドのランプや防災用品としておすすめです。
日常的に使っていれば、壊れていることに気づけますし、普段から慣れておけば、いざという時に使い方がわからないという心配もなくなります。









