聴力ケア

耳が原因のめまいのうち、もっとも患者数が多い「良性発作性頭位めまい症」。改善方法を医師・新井基洋先生が解説

[代用訓練]立って訓練 目を開けて

こんな症状を改善!
□まっすぐ歩けない、暗がりを歩くのが怖い
□外出時にめまいが起こるか不安

基本姿勢

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やり方

●両手を肩の高さまで上げ、目を開けてまっすぐ伸ばす。

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●その場で右左と足踏みをする。1から50歩まで大きな声で数える。

※高齢者は転倒防止のため、壁や机を支えに行うと安心。

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Point
太もも(大腿四頭筋)を動かして筋力アップ!

新井基洋(あらい・もとひろ)
1964年、埼玉県生まれ。横浜市立みなと赤十字病院めまい平衡神経科部長。日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医、日本めまい平衡医学会専門会員・評議員。北里大学医学部卒業後、国立相模原病院、北里大学耳鼻咽喉科を経て現職。95年に「健常人OKAN(視運動性後眼振=めまい)」の研究で医学博士取得。96年、米国ニューヨークマウントサイナイ病院にて、めまいの研究を行なう。北里方式をもとにオリジナルのメソッドを加えた「めまいのリハビリ」を患者に指導し、高い成果を上げている。

※この記事は『全国から患者が集まる耳鼻科医の めまい・ふらつきの治し方』(新井基洋/毎日が発見) からの抜粋です。
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