仕事で「集音器」の存在を知り、「こんないいものがあるなんて知らなかった...!」と思っていた編集Nです。そんなとき、たまたま友人が「義理の父の耳が遠くなって、通院に付いてきてと言われて...」と話していたため、オトモアの集音器「femimi」を紹介しました。以下、友人の義父と実父がリアルお試しをした体験談をお届けします。
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義父と実父の耳が遠くなってきていると実感
義父は84歳、実父は83歳です。義父は同じ市内に住んでいますが、実父は離れて住んでいます。1年くらい前から、2人とも左耳が聞こえづらいと言っていましたが、基本的には日常生活に大きな支障はなかったため、こちらもそこまで深刻には考えていませんでした。
そんななか、「あれ?」と思うようなできごとがいくつかありました。
数カ月前、今年中学1年生になった息子を連れて実家に行った時のことです。実父は毎回孫と話すのを何よりの楽しみにしているのですが、今回は息子の声変わり後で初めての帰省でした。子どものころの声とは違い、低くなっていたため聞き取りづらくなったようで、何度も訊き返し、会話も途絶えがち...。息子も帰り道、「おじいちゃんの耳、大丈夫かなあ」と心配をするほどでした。心配になったので「補聴器の作り方」を検索してプリントアウトしたものをすぐに送りました。また本人もその後、眼鏡屋さんに行った時に補聴器のパンフレットを見かけてもらってくることはあったようですが、「耳鼻科へ行って、調整のために一定期間お試しをして...」という内容を見て面倒だと思ったのか、結局何もしていない状態でした。
義父の方も左耳が聞こえづらくなっており、「寝る時に右耳(聞こえる方)を下にして寝ると、左耳は聞こえないから無音状態でよく眠れるし、起きてる時は余計なことも聞こえなくなってきていいんだよ(笑)」と冗談交じりに言っているのを聞き、「そんなに聞こえていないの⁉」と仰天しました。
そして先日、義母の通院に付き添う必要があり、夫が半休を取り実家に行きました。でもどうしても出なくてはいけない会議にオンラインで参加していたところ、義父が見ていたテレビの音が大きく、ふすま越しにも聞こえてしまい、困ったとのこと...。隣の部屋だから静かにしないといけないとわかってはいるものの、テレビの音は大きくしないと聞こえないというわけで、耳はかなり聞こえづらくなっているのでは...?と後で夫が話していました。
また、義父は持病があり定期的に内科に通っていますが、最近は一緒に付き添ってほしいと言われることが増えました。お医者さんの診断の結果が正しく聞き取れているのか不安のようでした。