また自慰行為に関するアンケートを見ると、「約半数の方が仰向けになって自慰行為をしている」ことが分かりました。「えっ! なんで仰向けがいけないの?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、実際の性行為は脚を伸ばした状態での体位はありません。この姿勢に一度慣れてしまうと、他の体位で射精することが難しくなり、結果的に膣内射精障害になってしまうことがあるので注意してください。
自慰行為の際の注意点を紹介しましたが、なかなか自分では直しづらいもの。そこで、参考にして頂きたいのが、私のYouTubeやアンケートに寄せられたコメントです。例えば、「55歳男性。利き腕の握力が強過ぎるので、自慰行為の補助具を使っている」「54歳男性。利き手ではない手を使っている」など、みなさんの工夫を知ることができます。