「自慰行為のNG」分かりますか? アンケートで約半数の人がやっていたNG姿勢とは

『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』 (看護師マッキー/ライフサイエンス出版株式会社)第4回【全6回】

男性ならだれもが気にする下半身の事情。健康や性欲だけでなく、メンタルヘルスにも関係するデリケートな問題です。『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』は、1万人以上の中高年男性の性の悩みを聞いたメンズヘルスナース、看護師マッキー氏が、男性の気になる悩みに丁寧に回答した解説書。正しい知識を身に着け、あなたの中の「下半身のあたり前」を見直してみましょう。

※本記事は看護師マッキー著の書籍『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』(ライフサイエンス出版株式会社)から一部抜粋・編集しました。
※本記事は男性の性器にまつわる情報を掲載しています。ご了承の上お読みください。


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Q.やってはいけない自慰行為はありますか?

陰茎を強く握ること、床オナ、仰向けでの自慰行為などに注意が必要です。

自慰行為の方法は十人十色。視聴者の方からは「陰茎を叩く自慰行為が止められない」など、女性の立場からは思いもよらない方法を紹介され、感心することもあります。その一方で、自慰行為の方法に悩む学生さんからは、「僕の自慰行為をマッキーさんに確認してほしい」という声が寄せられたこともあります。そんな時はそっとスマートフォンを閉じるようにしています(笑)。誤った自慰行為は性行為の際にさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。では、NGな自慰行為にはどんなものがあるのでしょうか?

まず、自慰行為の際に陰茎を強く握り過ぎるのは禁物です。遅漏などが生じる恐れがあるので、注意してください。そして、自慰行為中に注意したいのが、陰茎をスライドする速度です。自慰行為の最中はついつい没頭してしまい、高速なスライドになりがちです。なるべく性行為の際のピストン運動と同じ速度になるよう意識してみてください。ちなみに、床を使って性的な刺激を得る自慰行為を「床オナ」と言います。この方法で自慰行為を行うと、ご自分の体重が陰茎に集中的にかかり、片面のみが強く擦れてしまいます。こうしたアンバランスな刺激が陰茎に加わると、挿入時の膣内刺激だけでは射精できなくなってしまいます。

 

看護師マッキー
1985年生まれ、看護師。日本メンズヘルス医学会所属。約11年間看護師として勤務(小児科10年、泌尿器科6年)し、独立。看護師国家試験対策予備校や都内看護学校で教鞭をとる傍らYouTuber、性教育講師としても活動。自らが運営する「看護師マッキー【メンズヘルス専門チャンネル】」は登録者数10万人、5000万再生を超える(2024年2月現在)。主な著書として「看護師ママが本気で実践 わが子に性教育してみた」(kindle版)。産経新聞をはじめメディア多数出演

※本記事は看護師マッキー著の書籍『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』(ライフサイエンス出版株式会社)から一部抜粋・編集しました。
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