何とかしたい茶ぐま、黒ぐまは、美容医療でアプローチ/目の下のたるみ・くま

pixta_34856818_S.jpgふと鏡を見たら、「まぶたや目の下がたるんでいる」「くまが濃くなって疲れて見える」などでがっかりしたという経験はありませんか? 目の周りにたるみやくまができると、実際の年齢に関係なく、老けた印象を与えてしまいます。そこで、皮膚科医で「ウォブ クリニック中目黒」総院長の髙瀬聡子先生に、目元やまぶたのたるみやくまの正しい対処法を教えていただきました。

前の記事「加齢が原因の黒ぐま。「レチノール入りアイクリーム」でハリをアップ!/目の下のたるみ・くま(10)」はこちら。

 

目元の美白やハリ改善、美容医療は目的で選んで

タイプを見極めてセルフケアに励んでも、なかなか改善しないしつこいくまのお悩みには、美容医療の力を借りるのも一策です。

「色素沈着による茶ぐまの改善には、ビタミンCのような美白効果のある成分のイオン導入が効果的です。美白だけでなく、乾燥も気になるならば、プラセンタの導入もおすすめ。どちらも、施術後すぐに目元が明るくなったことを感じられます。ですが、持続性はありません。たるみなどの加齢によって生じる黒ぐまには、ヒアルロン酸を注入すると、ふっくらと若々しい目元になります」と髙瀬先生。

今回は、くまの改善に役立つ、治療法を教えていただきました。

 

●茶ぐまには

イオン導入
微弱な電流を使って、そのままでは浸透しにくいビタミンC誘導体などの美容成分を肌の奥へと届けます。美白にはビタミンC、保湿にはプラセンタの導入がおすすめです
【施術後のダウンタイム】なし。すぐにメイクできます
【費用の目安】ビタミンC、プラセンタ導入 全顔1回各5,000円前後
【治療期間】1~2週間に1回の施術がおすすめ

 

●黒ぐまには

ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸は皮膚や目、関節などの細胞に存在する保湿・弾力成分で、1gで約6ℓの水分を保持するといわれています。年齢と共にヒアルロン酸は減少し、肌のハリは失われていきます。たるみや凹凸の目立つ部分に直接ヒアルロン酸を注入することで、ふっくらと若々しい目元になります。人によって、ヒアルロン酸注入部分が1~2日ほど腫れたり赤みが出たりすることがありますが次第に治まります。
【施術後のダウンタイム】ほぼなし。すぐにメイクできます。ヒアルロン酸注入部位をこすらないよう注意
【費用の目安】目元(両目)1回50,000~60,000円程度
【治療期間】1回でも効果あり。半年に1度程度の施術がおすすめ

 
RF(高周波)治療
皮膚の深部にまで届く高周波をあてて細胞に熱を与え、肌を活性化させます。施術に伴う痛みがないにもかかわらず、高い引き締め効果を得られます。皮膚の再生能力の向上にも働きかけるため、くすみや肌質改善にも効果があります。肌の深層部からハリを蘇らせます。施術後の部位は日光の影響を受けやすくなっているので、日焼け止めを利用するなど、十分な紫外線対策を行う必要があります。
【施術後のダウンタイム】なし。すぐにメイクできます
【費用の目安】サーマクールCPT目元(225ショット)1回160,000円程度
【治療期間】1回でも効果あり。半年に1度の施術がおすすめ

 
美容医療を利用する場合は、美容皮膚科で自分のくまの状態に合わせた治療法を相談しましょう。美容皮膚科は、通常の皮膚科と異なり、肌質改善やアンチエイジングなど、美肌のためのメニューをさまざまにそろえているのが特徴です。ただし、自費診療による治療が基本なので、治療代の目安は事前に確認しておくのがおすすめです。

 

次の記事「目の下のくま、実は病気の兆候かも!? /目の下のたるみ・くま(12)」はこちら。

取材・文/笑(寳田真由美) 

<教えてくれた人>
髙瀬聡子(たかせ・あきこ)先生

皮膚科医。東京・中目黒にある美容皮膚科クリニック「ウォブ クリニック中目黒」総院長。「高機能・高実感」と「ラグジュアリー・クオリティ」を同時に叶える化粧品「アンプルール」を研究開発。著書に『気になるパーツのスキンケア 2週間速効メソッド』(宝島社)など。雑誌、テレビ出演などさまざまな分野で活躍中。

『気になるパーツのスキンケア 2週間速効メソッド』

(髙瀬聡子/宝島社)

「目の下のくま」「二の腕のぶつぶつ」「背中のにきび」「膝のたるみ」など、さまざまなパーツに特有の悩みのケア方法を皮膚科医の髙瀬聡子が解説。基本のスキンケアから、知っておきたい美容皮膚科との付き合い方まで全身美容のすべてが載っているから、美容に興味がある人は持っておきたい一冊です。

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